福岡へ帰ってきても「おつかれ麺」はやめられない。気になる店は気になっている間に片付ける。
それが「白河ラーメンの店」だとしたら、なおさらだ。
「白河ラーメン」は、同じラーメンでありながら、博多、久留米に代表される豚骨ラーメンの
対極に位置するラーメンと言っても差し支えないだろう。
鶏で炊いたスープは、じんわり無化調醤油味。手打ちの多加水麺は捻れながら箸に絡み、
炭火焼きチャーシューの芳しさと共に胃に収まる。
豚骨ラーメンとはどこまで行っても接点がない、九州の人間にとっては異形のラーメンだ。
西鉄大橋駅前近くにオープンしたその店で、白河ラーメンの真骨頂をどこまで味わえるのだろうか?
白河ラーメンのスタイルを確立したのは、言うまでもなく福島県白河市の「とら食堂」。
わたしがそこを訪れたのは、約2年半前になる。以来、いくつかの白河ラーメンを食べてきたが、
そのたびに「とら食堂」の偉大さを実感する結果となった。
その「とら」の名を冠するこの店、メニューにはっきりと「とらさん秘伝の味を受け継ぎ」とある!!
正直、店に入るまでは、その店名ゆえに逆に眉唾ものか?と見ていたが、
ここまではっきり謳っているのなら期待できそうだ。
実際、話を伺ってみると、「とら食堂初代店主の竹井氏にラーメン作りを教わった人に教えてもらった」
そうで、一応、直系筋にあたる「孫弟子」といえる。
※余談だが、店外の照明がないので、夜行くと閉店しているように見えるのは改善すべきだ
「ラーメン(180G) 600円」
まずは手打ちの縮れ麺。茹で加減が若干柔めなためか、本来のプルプル感は少し損なわれているが、
ボリューム感たっぷりで啜っていて楽しい。博多ラーメンではこうはいかない。
スープは、残念ながらタレ主導で、期待していた「鶏」パワーは控えめ。
比較になるが、侍@山口の方が「白河ラーメンらしさ」を感じる。
ただ、一般的な「白河ラーメン」の条件は十分満たしているし、そういう比較を
考えずに食べればこれで十分だろう。
チャーシューは小さめだが、もちろん炭火焼き。これも貴重な条件のひとつだ。
約5年ぶりに復活した「とら」。白河ラーメンの真骨頂、とまではいかないが、
神聖豚骨帝国「九州」でこれが食べられること自体が貴重と言える。
この異形のラーメンを「魔女狩りの魔女」として異端審問にかけるか、はたまた「異国の客人」として
もてなすことができるか、九州ラーメン界と一般のラーメン好きのふところの深さが試される。
もちろん、ラーメンマニアなら黙って訪麺すべき店であることは、言うまでもない。
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とら
住所:福岡市南区塩原4丁目(塩原4丁目バス停前)
時間:月〜金 11:30〜14:00、18:30〜21:00 / 土 11:30〜14:00
休み:日
HP:?
点数:3.8点
※地図で場所を確認したい方はこちら↓をクリックしてください



佐賀県のmktでございます。
先日自分もとらさんうかがってきました!
初めて白河ラーメンを食べたのですが
なんとも比較しがたいラーメンであることは
感じてきました。
今度は侍@山口に是非行きたいと思います〜
おつかれ麺です。
佐賀からは遠いですが、ぜひ白河で本場を味わってみてください!
「とら」との違いが明確に分かると思いますよ!