
おつかれ麺です。オゴポコです。
『一 寸 法 師』
この名を聞いただけで「まさか、あそこ?」と気づいたあなたは、なかなかのラーメンマニアです。
「食べたことあるぞ!」と思ったあなた、心から尊敬します。
下関市、観光客で賑わう唐戸市場のすぐ近く。小さい子供に読んで聞かせるはずの「一寸法師」の絵が、
大の大人に二の足を踏ませるほど、おどろおどろしい空気を醸しております・・・
「3色ラーメン」「5色ラーメン」「7色ラーメン」「日の丸ラーメン」「コーヒーラーメン」
これが何を意味するのか、それを知るには入って確かめるしかない!
爽やかな「いらっしゃいませぇ」の声と同時に耳に届くのは、なぜかクラシック音楽。
「本当は怖いお伽話」が始まろうとしています。
オ「じゃあ俺は『コーヒーラーメン小』ね。たいちゃんは『七色ラーメン』な」
た「俺、やっとわかったよ。なんで今日、山口まで連れて来られたか。」
オ「そうやろ?ひとりじゃ無理やもん、この店は」
た「うん。もし俺ひとりやったら、泣いてるかもしれん」
オ「俺も、ラーメン屋でこんなに緊張するのは久しぶり」

七色ラーメンとは、7種類の麺を使ったラーメンのこと。普通の麺が1つも入ってないところに、
まず色ありき
の異常な
本物のコーヒー飲み放題ということも合わせて、これまたコーヒーに対する強い

七色ラーメンが運ばれてきたそのとき、見計らったように、店内の音楽が
「天国と地獄(オッヘンバッハ作曲)」に切り替わった!
オ「よし、まずは七色、一種類ずつ食べて当てていこうぜ」
た「むぐむぐ」
オ「もぐもぐ」
た「・・・醤油スープっていうのは分かるけど、麺はよく分からん」
オ「いや、ずっと噛んでると、だんだん味が染みてきてわかるぞ」
た「あ、ほんと。これは、トマト」
オ「これは、人参とシソ。これはワインとプルーン・・・・うっ!」
た「コーヒーは分かりやすいな。もぐもぐもぐ・・・ぐっ!」
日常ではあり得ない奇食を行ったせいか、最初は勢いよく食べていた2人に込み上げる何かが(以下自粛)

オ「コ、コーヒーラーメンも食べようか。お、こっちは割と食べられる・・と思ったけど」
た「けど?」
オ「あげパンの油が染み出してきて、スープがだんだん汚染されてきた」
た「・・・もういい、早く出よう、早く出たい!」
オ「待てよ!このゆで卵、これが妙においしく感じる」
た「このコーヒー麺、ぐにぐにして何か食い物じゃないみたいやし・・・」
店に入る前は、色々話を聞きたいなどと考えていたのですが、
精神的に追い詰められた2人は、リアルお伽話からの早期脱出を図るのでした。
た「ああ、何か飲みてえ、自販機、自販機」
オ「俺おごろうか?これとか、どう?」
た「いや、コーヒーはやめてくれ!」
オ「俺も、しばらくコーヒーはいいや(笑)」
↑写真は全てクリックで拡大します!
一寸法師
住所:山口県下関市中之町2-12
時間:平 11:00〜21:30 / 日祝 11:00〜21:00 (いずれも16時〜17時休憩)
休み:木
HP:?
点数:1.0点(コーヒーラーメン小 訪麺日 2008/05/04)
たいちゃん 1.0点(七色ラーメン 一言:ネタ的には10点あげてもいい)
※お店の地図はこちらから

豊前田の「三久」がイチオシですね。ぜひ固麺で注文して下さい。
あと一寸法師からそう遠くない、旧英国領事館のすぐそばの、「ラーメン屋」という名前のラーメン屋もいいですね。さらにその「ラーメン屋」の近くの商店街の「一龍軒」も、固麺ならお勧めです。
また割と遠方の人にも知られているのが、厚生病院前の「橘(たちばな)」です。ここはレベルとしては、以前ここで紹介されてたグリーンモールの「いち龍」(最近、新下関方面に移転したらしい)と同じくらいかと。なぜなら、わたしは二軒とも一回づつ行ったのですが、その後また行ってみたいという気がまったくしないからです。
時間があれば、JR山陰本線・安岡駅から少し歩いたところにある、「響」もネタとしていかがでしょう。川沿いにあって店や店員が古くて、ラーメンはともかくとしてイイ味出してます。
「コーヒーラーメン」や「七色ラーメン」が思ってましたが・・(笑)
それにしてもあの麺、自家製なんですか!(驚)
>きくらげさん
行っちゃったというか、行きたかったというか。
色々とネタをありがとうございます。頭に入れておきます。