
おつかれ麺です。オゴポコです。
17時の開店丁度に合わせて「まる豊」へ自転車を走らせると、お、見えてきた!
「開いててよかった」じゃなくて「傾いててよかった!」
そう、地盤沈下の影響で店が傾いたまま営業しているという、有名店「まる豊」。
自動販売機が道路と水平であると考えてもらえれば、傾き具合は一目瞭然。というより、
自動販売機は傾き具合を分かりやすくするために設置されているのか?と思ってしまいます。
ここは、その珍奇な店構えで各種メディアへの露出度も高く、何と外国からの取材もあったとか。
「店自体は傾いているが経営が傾くことはない」という落語のオチのような店なのです。

戸を右横へ引いて入ると、勝手に戻ってきてピシャリと閉まる。
コントのようなこの現象に笑いをこらえつつ、入り口から右手の店奥へ。カウンター席へ座ると、
目の前には丼とお冷を置くために穴が開いた板が置いてあります。なるほど、ここへ置けばこぼれなくて済むのか。
注文は「中華そば 600円」。メニューは多く、「伊勢うどん」なんかもあったりします。
話好きそうなご主人に出身が福岡であることを告げると、「福岡のラーメンはいくら位?」という質問が。
だいたい500円くらいです、と答えると、「和歌山は平均600円くらい」であるとのこと。
既に6軒目なので、和歌山の相場は大体わかってましたが、これで予想が45度から90度くらい直角になりました!
肝心の「中華そば」ですが、これが出来上がった頃には、平衡感覚がやられてしまったのか、少し酔った
ような感覚になってしまったので、味うんぬんは割愛させて頂きますm(_ _)m
例えるならむかし、遊園地にあったビックリハウスに長時間入っているかのような感覚。
ただ、ひとつ覚えているのは最初からコショウがかかっててよかったということだけ。
点数もおかしな点の付け方になってるかもしれませんが、気にしないでください。
最後に「店はまっすぐに直さないんですか?」と聞いてみると「地盤沈下で直されへんがな!」という
回答を頂きました。
そりゃそうだよな〜
と思いつつ、強かな大人の知恵に感心して次へと向かいます。
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まる豊
住所:和歌山県和歌山市有本615
時間:17:00〜27:00
休み:水
HP:?
点数:√11点(中華そば 訪麺日 2008/04/26)
※お店の地図はこちらから

和歌山県代表のとこわかはると申します m(_ _)m
和歌山合宿を楽しく読ませて貰ってます!
さて、こちらの○豊はその「酔った」という単語が
キーワード。
酔っているので味わいをマヒさせるというのが
店側の戦略かと思われます(爆)
私、訪問するときには酔いを防止するため
本体には入らず横のテントでいただくようにしてますww
はじめまして。和歌山県代表とは恐れ入ります。
味をマヒさせる、ですか。たぶん最初で最後なので、
本体で味わえて本望です。