
おつかれ麺です。オゴポコです。
東京駅から6時台の新幹線に乗り、9時前に大阪へ到着。そこから更に快速で1時間、たったの
4時間あまりで和歌山駅へ到着です。今回は「オゴポコチャレンジin和歌山」と銘打っての訪麺活動!
〜内容〜
期間:1泊2日
軒数:14軒
移動:徒歩、自転車、公共交通機関
範囲:和歌山市内
〜食べ歩きを始める前に〜
まずは和歌山駅を出て左へ進み、レンタカー事務所へ。そこでは、1日500円でレンタサイクル
(ギア無ママチャリ)を借りられます。まずは、駅前のローソンで500MLのお茶を購入。食べ歩き時は
1日に平均して2リットルはお茶を飲むので、日中だけで4〜5回はコンビニに寄ります。
また、コンビニや本屋さんで「地元のラーメン本」を探すのも重要な作業のひとつ。特に情報の少ない
地域では、貴重な情報源なのです。残念ながら、和歌山をメインにしたラーメン本は発見できなかったので、
和歌山市が提供する「ラーメンマップ」とケータイが頼りとなります。
〜優先順位〜
仕事と同じく、食べ歩きにも優先順位を決めておくことが肝要です。今回は
「定番店>評判のいい店>>>>>新店」
という優先順位。和歌山ラーメンの二大系統「豚骨醤油の井出系」と「醤油の車庫前系」
の定番店が最優先です。このように、限られた期間、限られた胃袋で店をまわるには、あらかじめ自らへ制約を
課すことが効果的。ただし、その制約に合致する店は、どんなに満腹だろうが訪麺する覚悟が
必要となります。
〜最初の1軒〜
1軒目は「定番」かつ「評判のいい」店が吉。できれば中盤、終盤にも配置できれば、モチベーション維持に
役立ちます。皮切りは「山為食堂」。濃厚な豚骨醤油ラーメンが評判の、和歌山で
は必須の店。十分に期待して訪麺できる、安パイ店と言えるでしょう。

和歌山市役所の裏手をウロウロ探して、11時過ぎに山為食堂へ到着。
店内は既に満席で、わいわいと騒がしい空気、待ち客もあります。威勢のいい客さばきを見せる
店員さんにテーブル席へ促され、座ると同時に「中華そば」を告げます。こういうとき、たいちゃん客員が
いれば、聞きなれない「しのだ」を食べてもらうところですが、まあ仕方ない。
(ちなみに「しのだ」とはきつねうどんの別名らしい)

昨今の中国産問題に配慮してか、店内には「全て国産食材使用」の貼り紙が。また、
5月から「中華そば」は700円から800円へ値上がりするそうです。
その「中華そば」は、麺は平たく中細。当然、硬さ指定などなし。やわ過ぎず硬すぎずの
いい茹で加減で仕上がっています。量は少なく、100グラム程度、いや、もっと少ないか?
粘りのありそうな見た目のスープは、質感のあるマットなタイプ。醤油強めながら豚骨の体幹は負けてません。
しかし、事前情報でハードな妄想を抱いていただけに、意外にサラリとして飲みやすいと感じてしまったのは事実。
おそらく、東京などで「濃厚重厚高粘度」に慣れてしまったがゆえの感じ方かもしれません。
客観的に見れば十分ハードでしょう。
チャーシューはバラ肉のトロトロしたやつで満足。そして、これは後々気付くのですが、
和歌山では基本的にレンゲはついてこないようです。頼めばもらえるかもしれませんが、
流儀(?)に従ってこの日は丼から直に啜っていくことにします。
チャレンジは、まずは快調な滑り出し、と言ってよいでしょう。
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山為食堂
住所:和歌山県和歌山市福町12
時間:11:00〜17:00
休み:日、祝
HP:?
点数:4.0点(中華そば 訪麺日 2008/04/26)
※お店の地図はこちらから

はい。頑張れば、日帰りで10軒行くことも可能かと。