
おつかれ麺です。オゴポコです。
これが、噂に聞く「酷道」というやつですか。何とスリリングな!
大分市から竹田市直入町へ向かう途中の国道442号線。知らずに通ったわたしが悪いんです。
離合できるギリギリの道幅、ガードレールのない山道、鬱蒼とした林の中・・・。
ガソリン税が復活してもしょうがない!と思わせるに充分の道を通り、山中の直入温泉街へと辿り着きました。
あの人気店「満州屋が一番」がプロデュースした店というのがモチベーションに繋がったのですが、とにかくまあ、続きをどうぞ。

広々とした店内に先客はなし。ゆったり寛げる空間です。高菜等が大皿に盛られて取り放題なので、それを
つまんで「とんこつ麺」を注文。チャーシューの枚数を選べるシステムは、同じ大分県内の「一骨家」を思い出させてくれます。

店内を見回していると、どうやら町興しを兼ねた「田舎食改革第一弾」の店であることが判明しました。
この時点で、「酷道」を通って「酷のあるラーメン」を食べにきてしまったか?と嫌な予感が
しますが、これが見事的中。
「たいちゃん、すまん」
「いいって、気にすんな。高菜があるから大丈夫」
「臭いと濃度は必ずしも比例せんからな。ここまでシャバシャバとは」
「俺もびっくりした」
「麺も細麺やし、濃厚久留米ラーメンを期待して来た俺はアホですな」
「で、帰りも『酷道』通らな帰られんぞ」
「うおおお、いやだ、いやだ〜!」

という心配を他所に、実は並行している県道を使うとスイスイ大分市へ戻られるのでした。
でも、今になって思います。酷道442号線を通ったのはおいしかったなと。
追伸:嗚呼隼の店名の由来は、もちろん一式戦闘機「隼」に由来しておりますが、実は直木賞作家
赤瀬川隼氏の名前から一字貰っているのです。直入温泉の常連客である氏の直筆寄せ書きもありますので、
ファンの方はそれだけ
↑写真は全てクリックで拡大します!
嗚呼隼 本店
住所:大分県竹田市直入町大字長湯2961-2(地図は長湯まで)
時間:11:30〜23:00
休み:なし
HP:http://www.s-kawasemi.com/hayabusa/
点数:3.3点(とんこつ麺 訪麺日 2008/04/20)
たいちゃん客員 3.0点(とんこつ麺 一言:こんなとこまで食べに来るお前に5点満点あげたいわ)
※お店の地図はこちらから
