おつかれ麺です。オゴポコです。
長けりゃいいってもんじゃないし、かと言って短けりゃいいってものでもないんです。
福岡を代表する「豚骨じゃないラーメン店」といえば「郷家」。その「郷家」が何故かラースタへ進出。
歩いていける「天神店」と競合しないか、老婆心ながら心配になってましたが、
ラースタ限定のつけ麺で勝負に出た!
つけ麺の存在自体が希少な福岡において、実力店の「郷家」がつけ麺を出すとは興味津々。
果たしてどんな麺が、どんな汁が出てくるのか?妄想を膨らませながら券売機の前へ・・・
ほうほう「博多魚系つけ麺」とは凝った名前をつけたもんだ。680円という価格もよし。
やっぱり拘って作ったって言うのなら、これくらいは払わないと!
「郷家」の他店でも貼り出している拘り説明。「スローフードならーめん」とありますが、
「スローフード」の意味をちょっと調べてみましょうか。
「その土地の伝統的な食文化や食材を見直す運動、または、その食品自体を指すことば」
という意味だそうで。・・・ん?博多の伝統的な食文化といえば「豚骨ラーメン」ではないのか?
・・・えぇっと、
この異常に短い麺線はどういうこと?平均して5〜10センチくらいの麺は、箸でつまむのも一苦労。
俺は箸の練習をしに来たんじゃない!と頭の方も切れそうになりますが何とかつまんで汁へ投入。
その汁は、白濁して脂たっぷり。確かに魚の味はしますが、異様にしょっぱい。魚にも色々あるけど、
これは外道。つまり食べたい魚じゃなかったってこと。
なんだ、この「やっつけ麺」は?ここは本当に「郷家」なのか?
あまりの不出来に呆然とし、店を出て「しまった!」と思ったがもう遅い。
この麺が仕様なのかミスなのか、確認しておけばよかった・・・。いや待て、そういえば、じーのくんが
この後「郷家」に行くって言ってたな。すぐに電話。
オ「あ、じーのくん、ちょっといいかね今いいかね」
じ「はい、いいです」
オ「郷家でつけ麺食べるやろ?麺の長さが仕様かどうか、聞いてくれんかな?」
じ「(ちょっとためらって)い、いいですよ」
オ「ご麺けど、よろしく」
・・・・しばらく後
じ「あ、部長」
オ「どうやった?」
じ「仕様じゃないですよ!何か、つけ麺を作るときに失敗してああいう風になったみたいです」
オ「やっぱり。いや、こういうのは確認しておかないといけんから。よう聞いてくれた!」
じ「しかも、店員に囲まれてすごい謝られましたよ。ちかっぱい恥ずかしかったです・・・」
オ「そうか、じゃあ、次行ったらカイゼンされてるかもな」
じ「でも、あの汁もダメですけどね」
オ「まあね」
よく考えると、毎回あんな麺出してるということは、つけ麺開発時に全然チェックできてないってことだろうな。
やっぱ、根本的にダメかもしれん・・・
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郷家
住所:キャナルシティ博多アミューズメントビル5F
時間:11:00〜23:00(オーダストップ 22:30)
休み:なし
HP:?
点数:3.0点(博多魚系つけ麺 訪麺日 2008/04/06)
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