
おつかれ麺です。オゴポコです。
つくばエクスプレス線の六町駅で降りて、地元の方に道を聞きました。
「一ツ家2丁目ってどの辺ですか?」
「2丁目とか言われても、分からないよ、てやんでぃ!」
「そ、そげんですか・・じゃあ、田中商店は分かりますか?」
「なんだい、早く言いなよ!それなら、この道をまっすぐ行ったところだよ?
何?ラーメン食べ歩き?てぇへんだねぇ、おたくら」
「いえ、ただのラーメンバカやけんですね」
といった感じのやり取りを、江戸っ子風の方と交わして到着した「田中商店」。東京を代表する豚骨ラーメン店です。
開店10分前に来れば余裕だろ、と思ってたら甘かった。既に20人近く並んでます!
しかも、光輝く大看板に吸い寄せられる虫のように、開店時にはさらに増えて約40人ほどの大行列。
移転前の店舗に訪麺したのはもう数年前ですが、人気に衰えはないようです。

店内は暖かい色調の、清潔感のある内装。席の間隔がゆったりしており、落ち着いてラーメンに集中できそうです。
しかし、店外まで流れる匂いは、紛れもなく猛烈な豚骨臭。期待大!

麺はかたさ指定ありの博多仕様。一応、博多長浜ラーメンと謳っているので当然ではありますが、
わたしは声を大にして言いたい。
福岡のどこにこんな博多長浜ラーメンがあるんですか?と。
それほどに豪快な豚骨ラーメンに出会ったのです。

「らーめん」は600円。博多長浜ラーメンにしては高めの価格設定
(500円より上なら全て高いという博多思考)ですが、
食べ始めたら、そんなの全部吹っトンじゃった!
とにかく脂強め、インパクト十分。どっぷり脂にひたる気分で、後半ちょっと飽きて、後味が気になる感じ。
個人的にはもっと骨っぽい方が好きですが、うまいことはうまい。
福岡のトリオ製麺製細麺もバッチリフィット!出身店の「もりや」や「ぼたん」よりパワーのあるスープは、さすが本家。
とにかく、
逆の意味で本場の博多ラーメンらしくない博多ラーメンですから、
「看板に偽りあり」と言って差し支えないでしょう!
同行のじーのくん(博多っ子)も感心しきり。この経験を基に、福岡へ
この衝撃を伝える伝道師となってくれれば幸いです。
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田中商店
住所:東京都足立区一ツ家2-14-6
時間:18:00〜28:00
休み:月
HP:?
点数:4.6点(らーめん 訪麺日 2008/03/09)
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