それにしても、ラーメンとは、いったいどこまでがラーメンなんでしょうか。
「かん水を使った中華麺」を使っていればいいのか、「骨でスープをとって」いればいいのか。
では「つけ麺」は?「
お店がラーメンといえば、それはラーメンだ
ということなのでしょう。先日、テレビで「宇宙の果てはどうなっているんですか?」と問われた
物理学者が、「わたしやあなたが意識できる限界、それが宇宙の果てです」みたいなことを
真顔で答えてましたが、それと同じような禅問答に近い問いかけかもしれません。
では、「せたが屋」が示した「あるラーメンの限界事例」を一緒に確認してみましょう。

「雲の復活ラーメン 850円」
以前、「せたが屋 品川店」がまだ「せたが屋 雲」だった頃のラーメンを復活させたというコンセプト。
確か「雲」のときは、焼きそばっぽいソース味のラーメンだったと記憶していますが・・・
これは復活というより、転生?
最初の印象は「濃縮還元する前の野菜ジュース」。還元率間違ったか、と疑いたくなるほど、
野菜特有の苦味と爽快感満載。いったい、どれだけの野菜を使っているのか?
前はもっとソースっぽかったような・・・。しかし、これもラーメン。
ツルツルすべりのよい太麺、分厚い存在感のあるチャーシュー、一杯のラーメンとして、これは新しい!
それにしても、「TETSU」といい「せたが屋」といい、実力を見せつけてくれます「品達」さん。
東京にはたくさん宿題が残ってますが、これなら、ちょくちょく通ってしまいますわ!
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せたが屋 品川店
住所:東京都港区高輪3-26-20 品達内
時間:11:00〜23:00 / 日 〜22:00
休み:なし
HP:?
点数:4.0点(雲の復活ラーメン 訪麺日 2008/02/26)
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