
おつかれ麺です。オゴポコです。
宇部ラーメン・・・それは、オゴポコの長い食べ歩き歴の中でも、忌まわしい記憶のひとつ。
山口県を代表するラーメン文化でありながら、その名を聞くだけでここやここで
文字通り「苦汁をなめさせられた」記憶が頭をよぎります。
しかし何と、ラーメン最激戦区東京のど真ん中、新橋に「宇部ラーメン」が現れたというではありませんか!
これは一大事、と同じく苦い経験を持つじーの副部長を連れ出し、全ての用事をキャンセルして駆けつけたわけです。

まるで城門のようなエントランスを抜け、奥に長いカウンター席へ。一番奥の個室はテレビ付きのようです。
コンセプトには色々と説明が書いてありますが、何せ宇部ラーメンですから油断は禁物!
関係筋の「味の三平」と同じく羽釜で炊かれる豚骨スープを横目に、メニューを見上げると・・・

1000円!1000円!1000円!一杯1000円!やっぱ4桁はインパクトありますね!
仮に「チャーシューメン大盛りネギメンマ」の「卍解(ばんかい)愛宕六助」にすると1600円!
あれ?意外に安いような・・?

こちらがその「ラーメン 1000円」ですが、おいおい、これはうますぎですよ?
ベースは宇部ラーメン的な味と踏襲しつつも、贅肉を削ぎ落とした筋肉のような豚骨スープ。
油ではなく骨で勝負したこのスープ、豚骨力高し!
しゃっきりした麺、素朴なバラチャーシュー4枚、メンマもいい。
宇部ラーメンって、ちゃんと作るとうまいんだなぁ〜
と感心しっぱなし。もちろん、じーの副部長も、うもいうもいと絶賛。

ただ、やはり1000円ショックの余波は大きかったらしく、20日ほど置いた頃「値下げ情報」を入手。
再度、じーの副部長、プルプル部員を連れて3人で訪麺してみました。
850円に下がってる!
しかも「卍解」しても1200円っ!
ま、それでも高いけど・・・と思いつつ「ラーメン 850円」を見て吃驚。

なんか、トッピングが増量してるんですけど!これはイリュージョン?
チャーシューは4枚から5枚へ、メンマも心なしか多め。更に、スープの厚みが増して更にうまくなったような。
しかも、(今更の)オープニングサービスとして生ビール1杯無料!(現在は不明)
同行2名も思わず「宇部ラーメンうまい!宇部ラーメン最高!」と、口をついて出るのは賞賛の声ばかり。
今度福岡に帰ったときに、修行先の「六助@山陽小野田」へ行くのが今から楽しみで仕方ありませんっ!
↑写真は全てクリックで拡大します!
愛宕六助
住所:東京都港区西新橋2-13-8
時間:11:30〜15:00、18:00〜23:00
休み:日、祝
HP:?
点数:4.2点(ラーメン 訪麺日 2008/01/30)
4.4点(ラーメン 訪麺日 2008/02/20)
※お店の地図はこちらから

あまりのギャップに驚きますよ!笑
どういう経緯で東京出店したのか、その辺が気になりますが・・
六助、いいですよ。
六助にお越しの際は同じ山陽小野田市内の「三平」にもどうぞ。この「三平@山陽小野田」は同じ「三平」を名乗るも「味の三平@宇部」とは別物です。
私的には三平@山陽小野田>六助>味の三平@宇部です。
愛宕六助が日本一の宇部ラーメンと言えるのかどうか、
もう一度本場の宇部へチャレンジしたくなりました。
情報、参考にさせていただきます。