
おつかれ麺です。オゴポコです。
「TOKYO★1週間」TRY大賞を3年連続、4度受賞し、いまや日本一有名な熊本ラーメン店と言える「なんつッ亭」。
最近はラーメン施設を中心に店舗展開し、秦野市まで行かずとも食べられるようになりましたが、
兼ねてから「本店は違う、本店は違う」と耳にしていたので来てみました。
甲子園出場校の紹介風に言えば、「移転前後を通じて5年2ヶ月ぶり2回目の訪麺」となります。
旧本店時代から既に行列店ではありましたが、新本店の行列は、平均して5万人は下らないとか。
行列の先は秦野市を飛び出して伊勢原市まで達しているとのことなので、48時間待ち位は覚悟していたのですが、
今回は、なんとたったの50人待ち!これは非常にツイているとしか言いようがありません。

しかし、笑いが止まらないフィーバー状態と思われる「なんつッ亭」においても、小麦等原材料高騰の影響
は無視できない模様。致し方ないところですが、わたしは不勉強でした。
「めし 100円→180円」
うぅむ、米も値上がりしていたとは、これは知らなんだ・・・!

更に幸運は続きます。13時30分時点で、昼限定20食の「しお」がまだ残っているとのこと!
行列が続いていることもあり、かつ、周りの目もあってちょっと迷いましたが、
「1軒で2杯は一時の恥、1杯は一生の恥」と思い直し、まずは「しお」。
その「しお」のスープは、和風と豚骨の比率が9:1とのことで、スッキリしながらも力強い味!
ネギ油、底に沈んだ魚粉やニンニクや乾物等が、食べる嬉しさを増幅させてくれます。しかも、香りの良い
チャーシューは燻製されているそうで、芸が細かい!硬めに茹でられた細麺もシャッキリしており、
かなりのレベル。これだけで店を出せるのでは?と思わせる出来です。

「しお」を食べ終わった直後に「らーめん」登場。ナイスタイミングだぜ、ベイビー!
まず、支店との一番の違いは「丼の大きさ」。スープはなみなみ注がれており、その迫力は段違い!!
そして、スープのとろみ、支店より明らかに分厚い感じがします。豚骨とマー油の比率も適当で、
先日の池袋店とは違い「マー油入り豚骨ラーメン」として成立してます。
ストレートやや太麺を一気に啜り終え、改めて思うのは「マー油」が与える満足度の高さ。
これはほとんど反則に近い!数多ある豚骨ラーメン店が、次々と「黒いマー油」に走る気持ちがよく分かります。
さて、本店を食べ終えてふと浮かんだのは、あの弟弟子。あえて言わせて頂きます。
「わたしは新風の方がうまいと思う」と。
どちらも相当なレベルではありますがね。まあ、個人的にはということで。
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なんつッ亭 秦野店
住所:神奈川県秦野市松原町1-2
時間:11:30〜15:00、17:00〜23:00
休み:なし
HP:http://www.nantsu.com/
点数:4.3点(しお 訪麺日 2008/01/20)
4.3点(らーめん 訪麺日 2008/01/20)
※お店の地図はこちらから

ところで首都圏で食べられる熊本ラーメンで一番美味しいのは、個人的には小田原のブッダガヤだと思っているのですが、オゴポコさんはどうですか?
ブッダガヤを食べたのは4年9ヶ月前なので
はっきりと覚えてはないのですが、いい印象は持ってます。
ただ、一番美味しいとなると・・・やっぱ「なんつッ亭秦野店」ですかね。
「ひごもんず」「てっぺん」「都来」「大石家」とかは食べたんですが、
正直、熊本ラーメンはあまり好きじゃなかったりして・・(笑)