
おつかれ麺です。オゴポコです。
「まるい」から車で移動すること数分の場所。勝手に一軒家的な店をイメージしてましたが、
意外にもマンションの一階にその店はありました。「中村屋」出身の「藤堂」です。
以前からすこぶる高い評判を耳にしていたので、「さぞかし長い行列が出来ているのだろうな」と身構えて
訪麺したのですが、すんなり待たずに入店。
そういえばこの界隈は、「まるい」や「田ぶし」等を含め、人気店が鎬を削るちょっとした激戦区のようです。
如何に「藤堂」が天空シリーズ(中村屋出身)と言えど、ライバルに会心の一撃をくらわすまでには
至らないのかもしれません。

今回は「中村屋」の中村氏が書いた本「髄道」を事前に読んで「中村屋のコンセプト」を予習してきました。
そして、麺類の名称は「冬月」「清澄」「雫」「辛」「暁」「橘」「琥珀」のように漢字で統一されており、
BLEACHの死神あたりが使いそうな技を連想します。つまり、ここは、
「髄道の二 清澄塩」を詠唱破棄で注文!
これでしょう(分からない人はそのままで結構)
一応、お店によると「初めての方にはお薦めのあっさりらーめん」とのことです。
さてこのラーメン、かなりハッキリした旨味が印象に残ります。個人的には「拘りの塩ラーメン」を銘打つ
某店と記憶がリンクしますが、あそこまで激しい旨味はなく、「清澄」とは言いえて妙。
油断するとスープを飲み干してしまいそうになるので、注意しながら細麺を啜り上げます。
炙ったチャーシューやその他の具も当然いい出来。「天然素材だけでここまで強い味を出せるのか〜」と
うんうん頷きながら感心しきりです。
ただひとつ残念なのは、残ったスープをお茶漬けにすると最高に思えるんですが、
それは髄道に反しますかね?やっぱり。
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藤堂
住所:静岡県三島市安久142
時間:11:30〜14:30、17:30〜21:00(スープ終了時閉店)
休み:火、水
HP:http://td.orpro.jp/
点数:4.3点(清澄塩 訪麺日:2007/12/15)
※お店の地図はこちら↓で確認ください。
