おつかれ麺です。オゴポコです。
東京では割と以前から名の知れた店「神名備」。なぜオゴポコは未訪麺だったのか?
それは、店の前まで来ると分かります。いまだに貼りだされている
「神名備そばは2005年9月で終了しました」の貼り紙
そう、ラーメン本などに必ずと言っていいほど載っていた「神名備そば」の終了。
これと共に「神名備」が語られる機会は少なくなり、オゴポコも
「じゃあまだ行かなくてもいいかな」的な気分になっていたのです。
が、来てみるものです。まさか「TETSU」とこんなに目と鼻の先とは・・・。
入ってみると、客はまあまあの入りですが「TETSU」とは対照的にひっそりとした雰囲気。
名店の心境は如何ばかりか・・
中華系香辛料の匂いが漂う店内。どれにするかしばし悩みますが「塩ラーメン」にしてみます。
え〜、突然ですが「値上げ」のお知らせです。致し方ないことではありますが、今の社会情勢であれば、
恐らく2008年中にもまた「値上げ」が敢行されることでしょう。
「塩ラーメン」は、想像とは全く異なるビジュアル。背脂が浮いて軽く濁ったスープは
一般的な「塩」という感じはなし。複数の「何か」が杉織綾のように混ざり合った複雑系です。
とりあえず山盛りのモヤシをかき分けた先は、黄色い縮れ細麺。チャーシューはホロホロ崩れ、
中華系香辛料が強く香るタイプ。正直、個人的には苦手なタイプですが、とりあえず完食。
で、ラーメンより驚いたのはその接客。やけに丁寧で、最初におしぼり手渡しはもちろんのこと、
出て行くときに「自転車来ますから気をつけて!」と、微に入り細にわたるもてなしの心。
「神名備そば」が無くても、この接客に安らぎを求めるリピーターひとりひとりが、
心の中の「神名備そば」を確認しに来ているのでしょうね、きっと
みたいな。
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神名備
住所:東京都文京区千駄木4-21-3
時間:水木金 11:30〜15:30 / 土日 12:00〜15:00、18:00〜21:00
休み:月火
HP:?
点数:3.7点(塩ラーメン 訪麺日:2007/12/08)
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