
おつかれ麺です。オゴポコです。
上田市から飯山市へと流れて、やってきたのは「イナリ食堂」。聞くところによると、
こちらのお店は、なんと創業から100年以上経つとのこと。
100年前といえば、日露戦争が終わってすぐ、明治の頃です。まさに「老舗オブ老舗店」。
そんな店で食べられるラーメンとは、いったいどんなものなのか・・?

メニューを一通り眺めて、率直に言わせて頂きます。「高いっ!」
「冷やっこ 400円」って、どんな豆腐使ってんだよ!とツッコミたくもなりますが、
そこはやはり100年を生き抜いた名店ですから、観光料も込みと考えればかえって安いものです。

3人して注文したのは「中華そば」。お店の説明によると、
「中華そば」は「にぼしコッテリスープ」、「夜鳴きラーメン」は「あっさりしたあまめのスープ」
という違いになりまして、どちらも「700円」とまことにお求めやすくなっております。
やけに長い時間待って、「中華そば」が到着。待っている間、なぜか大根の漬物が供され、
なんとなく鹿児島のラーメンを思い出しました。
「中華そば」は、説明どおり、煮干がガツンと効いた濃い味。古い店にしては珍しい、
インパクトのある好き嫌いが分かれそうなスープです。
ただ、このスープ、量がかなり少ない割に麺が多いので、
太った人がお湯の少ない風呂に入ったみたいな状態になってます。
それに、麺は自分の好みの線とは平行線を辿っており、ぷっつり切れる白滝のような歯ごたえの麺。
もうちょっと粉っぽさがあればよかったのですが、それは好みの範疇、ということでしょう。
食後、ちょっとお話を伺ってみると、ラーメンは3代目から始めた(現在は4代目)とのことなので、
ラーメン自体の歴史は100年はないということになります。(そりゃそうだ)
しかもこちらのお店、東京は経堂の人気店「稲荷」の実家だそうで!
ただ、この時点で「稲荷」未食だったわたしが、内心「明日にでも行かねば」と焦っていたことは
他の2人は知る由もないことですが。
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イナリ食堂
住所:長野県飯山市新町205-2
時間:11:30〜20:00
休み:木(祝日の場合は営業)
HP:?
点数:3.7点
※MapFanのアイコンをクリックするとお店の地図が開きます。

(爆)
先日、やっと稲荷に行きました(恥)