
おつかれ麺です。オゴポコです。
東京から長野へ、男だらけの楽しい日帰り遠征!麺バーは、当ブログでおなじみのこのお二方です。
・おだ氏(ラーメン気ままに食べ歩き)
「気ままに」47都道府県を食べ歩いてる彼の、気になる店は必ずゲットするモチベーションの高さと
探究心にはただただ敬服。東京ではよく同行してもらっており、まことに面倒見のよいナイスガイです。
・洗足池氏
こちらも当ブログの超常連。
「ラーメンにとって最高の調味料は情報である」と言わんばかりに情報を爆食する姿はすがすがしい。
今回もお腹いっぱいになりそうな情報がてんこ盛りだったようで。
というわけで、おだ氏に運転して頂き最初に訪れたのは上田市の「熊人」です。特徴を挙げると、
「昼2時間半のみの営業」
「リンゴ畑内の不便な立地」
「独自性の高いラーメン」
といったところでしょうか。これで土日休みとかだったら、伝説の店になりそうな勢いです。

店の前を一度通り過ぎましたが、無事に開店直後に入店。ここは基本的にお座敷なので、靴を脱いであがります。
メニューは手帳に綺麗にまとめられており、「熊人」という名から想像する荒っぽさは微塵も感じられません。

これはオゴポコが食べた「味噌拉麺」。ベースは鶏ガラと宗田鰹厚削りだそうで、味噌は信州味噌とのこと。
ちょっと調べてみると、信州味噌は日本で生産消費されている味噌の約3割を占めており、
主に関東地方では主流の味噌らしいです。若干、酒粕っぽさも感じるすっきりした味噌味。
味噌でありながら、無化調っぽい爽やかな後味です。

さて「熊人」といえば、この「ほうとう」のような手打ち麺が見どころ食べどころ!
佐野式の青竹打ちした麺を手で切るんだから、切り歯がどうとかいう細かいことは一切なし!
熊が無造作に引きちぎったような素朴な麺をむしゃむしゃと食べ進めるのみ。

こちらはおだ氏の「醤油ラーメン」。穏やかな醤油スープに石臼挽きの細麺も相まって、蕎麦っぽい感じがします。
他、画像はありませんが、洗足池氏の「洋風味噌拉麺」、独自性で言えばこれが一番!
味噌に鶏レバーのパテ(鶏レバー+バター+玉葱を炒めたもののペースト)を加えている変り種。
レバー臭さはなくとも鶏レバー風味のスープは、リッチな味噌味となっており、
(食らったことはありませんが)強烈なベアクローを食らった気分になれます!
長野県はこれといったご当地ラーメンがないのですが、こういった個性派や、各地方のラーメンを取り入れた
「多麺族国家」を形成している模様。次に行く店も、「え?長野でこれが?」というラーメン店になります。
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熊人
住所:長野県上田市上田原1588-4
時間:11:30〜14:00
休み:月、火
HP:http://kumajin2005.hp.infoseek.co.jp/
点数:4.2点(味噌拉麺)
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