通常「ご当地ラーメン」といえば、「一国一麺」である、と誰しも考えるでしょう。
福岡=豚骨ラーメン、広島=豚骨醤油ラーメン、札幌=味噌ラーメン等々。
よって、日本各地を食べ歩くわたしのような人間は、
「1日で尾道ラーメンだけ7杯」「1日で徳島ラーメン11杯」みたいなことがざらにあるわけです。
ところが!
この「一国一麺」のセオリーを覆すエリアが、中部・北陸地方に存在するのです。それは、「新潟県」。
彼の地は「一国一麺」どころか「一国四麺+α」という、突然変異的なマルチご当地ラーメン処とのこと。
実は数年前から訪麺したかったエリアなのですが、今回ようやく訪麺機会に恵まれました。
しかし、神聖豚骨帝国とは国交のない国ゆえか、観光ビザの有効期間はたったの二日間という短さ。
よって、一泊二日で15軒を目標として、短期集中講習を受講することになりました。題して、
「新潟四大ラーメン基礎講習(一泊二日コース)」
上記地図(クリックで拡大)の赤丸地域を中心に「新潟四大ラーメンの必須店を食べる」ことが目的の
基礎スキル養成講座となります。
その模様をお届けする前に、まずは四大ラーメンについて簡単に説明しておきましょう。
■長岡系生姜醤油ラーメン
生姜が利いたすっきりタイプの醤油ラーメン。今回の旅はここから始まる!
■燕系背脂ラーメン
背脂、煮干スープ、極太麺。四大ラーメンの中でも一番の暴れん坊。
聞いただけで「あ、おいしい」と思ってしまう!
■巻町系割スープ付濃厚味噌
特濃味噌ラーメンには、最初から割スープがついてくるらしい。
「じゃあ最初から薄めとけよ」というツッコミはなしで!
■新潟系アッサリ醤油ラーメン
冬の日本海の侘しさを体現したかのようなスッキリ醤油ラーメン。
地味な滋味だが人気は根強い、らしい。
以上、四大ラーメンプラスαの記事が読めるのは明日から!
なお、αが何なのかは、おいおい明らかになっていくでしょう。
一泊二日で巡られるとは凄いですね。
レポート楽しみにしてます。
>レポート楽しみにしてます。
ありがとうございます。
まだまだ書かねばならない麺がたくさんあるので大変ですが・・