おつかれ麺です。オゴポコです。
「ごめんなさい。こういうときどうすればいいかわからないの。」
「並べばいいと思うよ」
(レイ&シンジ)
こちらは大井町駅からしばらく歩いた路地裏の店「ajito」。つけ麺先進国の東京においてなお、
「新世紀のつけ麺」と評される、イタリアン出身の新店であります。
それにしても、この立地にして、開店直後のこの行列。
しかし、東京都民はよくわかっています。「行列とは、並んでこそ初めて価値が出るもの」
並ばなければ食べられませんから。
狭い店内は換気が悪く、蒸し暑く感じます。席数は5席?ですれ違うのもやっとです。
メニューは基本的に「つけ麺」のみ。更に、昼夜ともに25食まで。
ちなみにエヴァンゲリオンは26話まで。
こちらの店主、エヴァのみならず、なかなかアニメがお好きなようです。
店内のそこかしこにアニメ好きの片鱗が垣間見えます。
初回なので「つけ麺」を注文。つけ汁もといソースに突き刺さらんばかりのポキポキ
した硬めの麺。もっちり太麺が流行つつある東京ではちょっと珍しいタイプですが、
このアプローチは面白い。
で、ソースの方ですが、なるほど、これはイタリアン!(新潟のご当地麺ではない)
野菜や豚肉が崩れてトロントロンになったゲル状の液体は、旨味十分で喉の通りは悪いものの、
グイグイ引きこまれるうまさ!それに、ザク切り玉ねぎがいい楔となって、
気づくとほとんど飲み干してしまってます。
これはいかん、とスープ割してもらうと、今度は一転、魚介風味が香る、いや、カヲル!
それにしてもこの「つけ麺」、麺がポキポキしているためか、汁に浸すよりも、
汁を麺にかけた方がしっくりきそうな作りに思えてなりません。
つまり、「つけ麺」ならぬ「かけ麺」の方が食べやすいような。
ま、とりあえず、東京のつけ麺がまた一段階進化しそうだということで、お褒めの言葉で締めとしましょう。
「あなたは人にほめられる立派なつけ麺を作ったのよ。胸を張っていいわ」(ミサト)
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ajito
住所:東京都品川区大井1-41-1
時間:11:30〜14:00、18:00〜21:00 / 日 11:30〜14:00、18:00〜20:00 (昼夜共に25食)
休み:水(日祝または平日夜は休みあり)
HP:?
点数:
4.5点(つけ麺)
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