
おつかれ麺です。オゴポコです。
「魚へん」に「麺」という字は、こちらの店の登録商標ですが、何と読めばよいのかいまだに分かりません。
「鹿児島日帰りラーメンドライブ」は、鹿児島県は姶良町まで足を伸ばしました。
最後の6軒目は1軒目です。
これ、一度言ってみたかったんですよ。あ〜やっと言えた。今日はこれで終わってもいいですか?
・・・だめですか。では「1軒目」とはどういう店か、ひと言で申しますと「魚介系の魔術師(公式サイトより)」です。
では早速、魔法にかけられにいきましょうか。

昼は「醤油ラーメン」、夜は「塩ラーメン」、木曜は「味噌ラーメン」という三毛作体制の営業だそうです。
東京ではちょくちょく見られる営業形態ですが、九州ではここ以外にあるのでしょうか?
少なくともオゴポコは知りません。
「これはイケルかも・・・」そんな期待感を抱いてしまってもしょうがないでしょ。この時点では。

「つけめん」も気になりますが、大人しく「一軒目らーめん」を注文し、静かな店内で息を潜めて
ラーメンを待ちます。すると、その静寂を切り裂く気合の掛け声が!
エイサー!エイサー!
静かな店内に消えていく気合の湯きりパフォーマンス・・・
よく見ると、湯きりの仕草自体は普通なのですが、声だけが響き渡ります。
エイサー!エイサー!エイサ〜エイサ〜
む?いま、女性従業員が何か言ってなかったか!?しかも小声で。
しかしその声も、すぐに静けさの中へ消え入るのでした・・・

夜専用の「塩ラーメン」は、無化調、安全にこだわったものだそうです。店内のパンフレットにそう書いてありました。
では、その出来はどうか。まず見た目ですが、胡椒はデフォルトです。
そして、澄んだスープは出汁の旨味がぶわっ・・・とくるわけではなく、魚粉が喉に引っかかる食べづらいもの。
良く言えば「薄味」と言えそうですが、どうにも半端さは否めません。更に、ソフト感覚の麺が粉っぽくて、
個人的には苦手。こういう「魚介系」もあるのか・・
店に入る前からここまで、散々アゲてアゲてアゲてきて、一気にズドーンと落とされた気分です・・・

こちらは九州では珍しい企画。「五郎家」、「アイアイラーメン」と共にコラボラーメンを提供しています。
鹿児島ラーメン界に、こういう「東京の流行」を意識した意欲的な店が存在することは素晴らしいことです。
がしかし、
「ラーメンももっと意識してほしいなぁ」と惜しい思いに駆られながら、鹿児島を後にしたのでした。
↑写真は全てクリックで拡大します!
1軒目
住所:鹿児島県姶良郡姶良町西餅田160-1
時間:11:30〜14:30、17:30〜20:30
休み:水
HP:http://www.minc.ne.jp/~u-cyan/
点数:3.5点
※こちらのマップファンバナーをクリックするとお店の地図が表示されます
