2007年09月19日

麺8−34@小倉 / 帰ってきました「あの店」が。しかも、手ぶらじゃないぞ!

麺8−34.jpg

おつかれ麺です。オゴポコです。

かつて、「神聖豚骨帝国の帝都」たる北九州市に、帝国を代表する醤油、塩ラーメンの店がありました。
ひとつは、塩ラーメン専門店「塩弐番」。そしてもうひとつは、「麺8−34」。
特に「麺8−34」については、「九州で一番よいと思う醤油、塩の店をひとつ挙げよ!」と言われたら、
迷いなくその名を挙げるほどの名店でした。

その「麺8−34」が姿を消してから約1年。同じ小倉の地に「反骨」ならぬ「反豚骨」の士が帰ってきました!
しかも、「あるところで習得した」という新たな麺を引っさげて。

麺8−34メニュー.jpg

その新たな麺とは「鶏白湯」。前回の轍を踏まぬため、というだけであれば、安易に「豚骨」
へと走りそうなものですが、そうなっては「麺8−34」の存在自体が否定されかねません。
そこで、ひとつひねって出た答えが「鶏白湯」なのかもしれません。
更に帝国民の需要に従って「ワンコイン」でまとめてきた!
この辺に、再起にかけるただならぬ意気込みを感じます!

麺8−34しおらーめん.jpg

4種類あるので、今回は「しお」で攻めてみます。こちらは「しおらーめん」。
優しくもしっかり煮出された旨味十分の和風出汁に、「めじろ」を想起させるネギ+焦がしネギが
よいアクセントとなっています。
油の効果からか、以前と比べて、スープはひと口目から明確に主張するように感じられます。
麺はつるつるして、「噛む」というより「啜る」タイプ。チャーシューは少し小口になっていますが、
これはこれで食べやすく、マイナス効果はありません。なるほど、

店名どおり「優しさ」は残しつつ「主張」も忘れないラーメンです。

麺8−34鶏白湯しお.jpg

これは、同行のたいちゃん客員が食べた「鶏白湯しお」。
関西および東京近辺では「鶏白湯」は、一ジャンルとして既に確立されており、
言葉自体も一昨年から昨年にかけて広まったものですが、ここは鎖国状態の豚骨帝国。
「鶏白湯」とはっきり明示した店はかなり珍しい存在です。
その「鶏白湯」は、「天天有」のような鶏臭い「ど鶏白湯」でもなく、「天下一品」「一作」のような粘度もなし。

やはり、店名に忠実な「優しい」鶏白湯です。

薄っぺらさはなく、中濃で均整の取れたバランス感覚はさすがでしょう。

食べ終えてしばしの間、「しょうゆらーめん」と「鶏白湯しょうゆ」を連食しようかと考えましたが、
数少ないこの手の店を楽しみ尽くすには2回に分けた方が得策(というたいちゃんのアドバイス)なので
今日はこれで引くことにしますダッシュ(走り出すさま)

↑写真は全てクリックで拡大します!

麺8−34
住所:北九州市小倉北区室町2-11-5
時間:11:30〜15:30、17:30〜21:00
休み:不定
HP:?

点数:4.4点(しおらーめん)
たいちゃん客員 4.0点(鶏白湯)


※こちらのマップファンバナーをクリックするとお店の地図が表示されます

posted by 拉麺本位 at 02:04 | Comment(0) | TrackBack(0) | 訪麺:福岡県>北九州市
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