
おつかれ麺です。オゴポコです。
ラーメンには分かりやすさが必要です。それは味だけでなく、店名にも言えること。
わたしは、ラーメンマニアではない周りの方から「そういえば、あそこの店が美味しいヨ!」
という情報を頂くことがよくあるのですが、
「何ていう店ですか?」
「え〜っと・・・あそこ、あそこ、○○の近くにある、あの店」
「(美味しかったのに名前も場所も曖昧とは)う〜ん、どこですかねぇ、ひょっとして△△ですか?」
「そ、そうそう!△△」
「いつ食べたんですか」
「最後に食べたのは、えっと確か10年くらい前」
「( ゚Д゚)」
みたいなやり取りがあったりします。その点、こちらの店はまことに分かりやすい。
「目黒」にあるから「目黒屋」
これなら間違えようがありません。「目黒」という言葉が出さえすれば、後はすぐです!
「えっと、あの『目黒』『目黒』」
「え?(目黒のどこだよ・・・)」

同行はクロカー部員とアラ部員。こういうメニューが多い店は、複数人で行くのが吉です。が・・・
券売機のボタンをここまでフル活用している店は珍しい!
しかも、全て違う種類のボタン。8×8=64種類の選択肢から選んだのは、

「二郎系」のラーメン、その名も「ぎ郎」。本店は「ぎょうてん屋」という屋号なので「ぎ郎」。
以前は曜日限定だったようですが、現在は毎日やってるようです。
しかし、その「ぎ郎」も「レッド」「つけ」「カルボ郎」とあるから始末が悪い!
ではルックスから。野菜はモヤシの割合が多い、というかほとんどモヤシ。その上に降りかけられた
荒く刻まれたニンニクですが、ダイレクトに胃に響くので避けて食べ進みます。
甘めのスープは乳化具合もよく、脂の感じがかなり二郎っぽい!これ、いいです。
ただ、惜しむらくは豚(チャーシュー)の量。少なすぎ!

四角い断面の麺も雰囲気出てます。ただし、ゴワゴワ感は少なめ。
全体的に二郎っぽさが滲み出た良作ですが、印象としては、例えるなら
警察の似顔絵
「警察が張り出す似顔絵は、写実的であるよりデフォルメされた方が検挙率が高い」
ということを聞いたことがあります。
「似顔絵は顔のパーツの特徴を強調した方が認識されやすい」という
科学的な根拠があるそうですが、
「各パーツは特長を捉えているが細かく見ると違う」「全体的にぼんやりと似ている」という点で、
このラーメンはまさにそれにあたる、と思えてなりません。

こちらはアラ部員が食べた「とんこつ塩ラーメン」
「海苔とスープが混ざっておいしい」という不思議な感想?を聞かせてくれました。
ちょっとスープを飲んでみましたが、薄さはなくまろやか。
営業時間が長く、休みが無く、メニューが豊富、かつうまい!
ああ、こういう店が近くにあったら、足繁く通えるのに・・・
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目黒屋
住所:東京都目黒区下目黒2-24-2
時間:11:00〜27:00
休み:なし
HP:http://www.gyoutenramen.com/
点数:4.0点
クロカー部員 3.5点(ぎ郎)
アラ部員 4.5点(とんこつ塩ラーメン)
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