
おつかれ麺です。オゴポコです。
世間一般で「東京のご当地ラーメン」と言ったとき、想像するのはどんなラーメンでしょうか?
おそらく、縮れ麺にじんわりと香る醤油味のスープ、具体的には『春木屋@荻窪』、または『萬福@銀座』や
『共楽@銀座』辺りの名が挙がるかもしれません。
しかし、自分にとっては、「そういう意味での東京ラーメン」と言えば、
なぜか真っ先に『かづ屋』が思い浮かぶのです。
ワンタンメンで有名な「たんたん亭」系のお店としてよく知られる有名店です。

記録を見直して見ると、何と「目黒本店」を食べたのは5年前、「六本木店(閉店)」を食べたのは4年前!
それなのにここまで「記憶」に残っているのは、よほどこの味がベストマッチしたからなのか。
(その間、同じくたんたん亭系の「八雲」とかは食べているんですが)
そして、「五反田店」で注文するのは、前の2店でもそうしたように、もちろん「ワンタンメン」。

まずはこのルックス。美しい。何が美しいかって、
円筒状に丸められた麺と、その両端のスペースに収められたワンタン、具の黄金比率。
一応、スープは動物系と和風出汁をあわせたダブルスープなのですが、ふんわり香る和出汁が中心の、
「地に足が着いた」大人の味。もちろん、ゆるやかに縮れた麺はベストマッチ。
最近のイケイケドンドンな豚骨魚介ダブルスープも好きですが、こういう店も選択肢に入れられるのが、
東京ラーメン食べ歩きの奥深さかもしれません。
ぷりぷりと惜しげもなく餡が詰められたワンタンをかじっていると、おや、これはツイてる!
レンゲの中に「椎茸」が一欠片、浮かんでいるではありませんか!
まるで茶柱でも見つけたかのような幸福感に包まれながらいつの間にか完食。
鈴虫の鳴き声が聞こえそうな涼感あふれる店内で、しばし夕涼みしていましたが、
店を一歩出ると、やっぱりそこは灼熱の東京でした(^△^;)

おまけです。こちらは「目黒本店」。次はここで「つけソバ」を食べてみるか。
ていうか、「たんたん亭系」を語るなら、西荻窪の「いしはら」に行かないと(汗)
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かづ屋 五反田店
住所:東京都品川区西五反田1-17-1
時間:11:00〜25:00(日〜24:00)
休み:不定
HP:http://www.kaduya.co.jp/
点数:4.3点
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