
おつかれ麺です。オゴポコです。
先日、閉店に際してニュースとなった「東池袋大勝軒」。その名は遠く福岡まで聞き及んでいまして、
鹿児島や長崎にはそのDNAを受け継ぐ店が軒を構えています。
※むかし福岡市西新にもありましたが、2度ほど食べた記憶は封印しました(苦笑)
しかし、もうひとつの大勝軒「永福町大勝軒」については、残念ながら「東池袋」ほどの全国的知名度はないのが
現状ではないでしょうか?かく言うわたしも、その名は当然知っていながらも未訪麺という体たらく。
今回、東京のラーメン事情には無頓着なクロカー部員、アラ部員を
ようやくの総本山詣でとなりました。
と、ああ、あれが「永福町大勝軒」か!
まるで後光が差しているようじゃ・・・ああ、ありがたや、ありがたや(^人^)
※何のことやらさっぱり、という方は最下段の公式サイトリンクにて確認ください

妙にテンションが高まってきたマニアなオゴポコを尻目に、「ふ〜ん」と素っ気無い態度のふたり。
とりあえず、この総本山詣での意義を説きますが、「論より麺」とばかりにまずはメニューを突きつけます。
異次元のお布施価格におののく2名。総本山ともなれば、相場はこんなもんです!

古いながらも清潔な店内には人が溢れ、静かにインストゥルメンタルな音楽が流れています。
まるで空気が床に定着しているかのような、喧騒とは無縁の空間。店員さんの動きもキビキビしソツがありません。
息詰まるような待ち時間の末、やってきた「中華麺」は、ひと言で例えるなら
「大海」
そのあまりある存在のデカさに、見とれること数秒、少し遠めで見直してみると、

なんですか、この馬鹿げたサイズは!?
奥のお冷と比較すると分かるかと思いますが、決して遠近感がおかしいわけではありません。
おかしいのは、洗面器のような丼のデカさ。話には聞いていましたが、こうして目の前にすると、
その衝撃は初めて「二郎」のラーメンを見たとき以来!!
しかし、見とれていても始まらない。その大海原を見事泳ぎきらねばなりません。
何故かヒリヒリするような感覚の、たっぷり和風煮干ダシが効いたスープ。ラードのおかげで最後まで
熱さを保った大海を探る様は、さながら、食べても食べても辿りつかない航海のようです。
通常の2倍近くはあろうかというちょいやわめの麺を一心に啜っていると、
まるで大きな丼に包まれていくような圧倒的な包容感に襲われますが、無事に麺と具は完食。
基本的にこういったふんわり煮干味は好きなので、海を渡りきった満足感はかなりのもの!
ただ、いきなり困難な航海に駆り出された両名の顔は、当然のように恨めしげ。
彼らにとっては、高いお布施と共に、求人募集要項に書かれた嘘のような高収入だけが記憶に残ったことでしょう。
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永福町大勝軒
住所:東京都杉並区和泉3-5-3
時間:11:00〜23:00
休み:なし(不定休あり。サイトにて要確認)
HP:http://homepage2.nifty.com/eifuku-taishouken/
点数:4.0点
クロカー部員 3.2点
アラ部員 3.7点
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情報ありがとうございます。
永福町系はコレクトしだすとキリがないので避けているんですが、
評判のいいとこは行っておこうと思います。