
おつかれ麺です。オゴポコです。
2007年7月、浅草にオープンした「麺屋武蔵」8店舗の直営店がこちら「江戸きん」です。
オープン以来、「味」よりも「コンセプト」や「ビジュアル」が注目されがちですが、
それを確かめに足を運んでみました。

「江戸きん」の「きん」は「金魚」のこと。
よって、内装は金魚一色です。右も左も上も下も、金魚、金魚、金魚!当然、ラーメンにも
その要素が含まれているのですが、それは見てのお楽しみ!

こちらが「江戸きんら〜麺 750円」!そう、この「ワンタン」が金魚を表わしてい・・る・・、いない!?
金魚、逃げた?
どうやら、「江戸きんら〜麺」にはワンタンは入らないようです。確か、「全部のメニューに入る」
という情報を目にしていたのですが、変わった様子。
店の前にも、券売機にもその旨は書かれていなかった(と思う)ので、ちと不満。ぶっちゃけ、
金魚を食べないと江戸きんに来た意味がない!
しかし、ここは冷静に大人の対応。乱れる心を悟られまいと、静かにスープを啜ります。
それにしてもこのラーメン、いくらコンセプト重視とはいえ、「武蔵にしては」凡庸に思えます。
動物系と魚介系のダブルスープだと思いますが、サラッと啜れて誠にライト。
焦がしネギ、もちっとした太麺との組み合わせも悪くはないのですが、マニア的には物足りません。
では、一般の、例えば浅草の観光客がこれを食べたらどうでしょう?
とりあえず、文句は出ないラーメンだとは思います。が、
「旅の思い出」として「武蔵」を印象付けたいなら、全メニューに「ワンタン」を一個でも入れておかないと!
「武蔵の観光客」として「金魚すくい」にきたオゴポコは、「金魚」のいない水槽を見つめながらそう思うのでした。
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麺屋武蔵 江戸きん
住所:東京都台東区浅草1-2-3
時間:11:00〜21:00
休み:なし
HP:http://www.m634.com/
点数:3.6点
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