
おつかれ麺です。オゴポコです。
ラーメンの食べ歩きにおいて、「本店で食べる」というのは非常に重要なことです。
例え、支店やチェーン店、おみやげラーメンを何杯食べようが、「本店の一杯」に勝るものはない、と考えます。
とくに歴史ある店であれば、本店の空気に触れながら食べた経験は、そこに至るまでの金、時間のロスを
補ってあまりあるでしょう。
この「しばらく」もそういう店と言えるのかどうか。
博多駅ヨドバシカメラ店で食べたときの印象があまりに悪かったため、長い間、本店も色眼鏡で見ていましたが、
「食べずに語る」という最も恥ずべき行為を正すべく、西新本店へ訪麺となりました。

おそろいの「暫Tシャツ」を着込んだ店員さんに促され、カウンターの端へ着席。素直に「ラーメン」を
注文し、すりごまを眺めます。今さら言うまでもないことでしょうが、「ラーメンにすりごま」を
考案したのは「しばらく」である、というのはラーメン界の定説です。

1953年から続く「歴代総理大臣としばらくの歴史を比較した年表」を眺めながら待つこと数分。
皿に乗せられた丼が届きました。縁までなみなみと注がれたスープは白濁、そして、
すっきりした豚加減で、これはいいぞ!?
ちょいとやわめの麺に吸い付くような水溶性豚骨スープは、
骨髄や濃厚粘性な豚骨ラーメンとは無縁なオールドスタイルですが、それでも、
しっかり作られていれば、それはそれで味わい深いということです。
余談ですが、「しばらく」の公式ホームページに載っている「記憶帳」もなかなか味わい深いので
訪麺前にご一読ください。歴史の調味料もなかなかよいものです。
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しばらく 本店
住所:福岡市早良区西新1-11-28
時間:11:30〜24:30 / 日祝〜23:30
休み:なし
HP:http://www.hakata-shibaraku.com/
点数:3.8点
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