
おつかれ麺です。オゴポコです。
日本各地に乱立したラーメン施設の中でも、健闘している方に入るラーメンスタジアム2。
「神聖豚骨帝国の出島」とも言えるこの施設へ、この夏、関東から3店舗が布教活動にやってきました。
いままで数多の名店が、ラースタを通じて「非豚骨ラーメン」の教えを広めようと試みましたが、
多くの店が「否・非豚骨ラーメン」の弾圧を受け、福岡を去っていきました。
今回の新店は、決して揺るぐことの無い帝国へ楔を打ち込むことができるのか?
まずは1店舗目、「百麺」から見ていきましょう。

一応、味の系統としては「家系ラーメン」に属する「百麺」ですが、「吉村家」に端を発する「家系」の
店出身ではないので、正確には家系味のラーメン店となります。
よって、麺も正統な家系が使う「酒井製麺」の麺ではなく、「三河屋製麺」の麺となっています。
「太麺」と「細麺」両方を揃えて臨んでいる点から、家系の名店「六角家」の轍を踏まぬよう、
事前調査および用意周到さが伺えます。

注文は「太麺ラーメン」。指定は「すべてふつう」。
追加オーダー、お好みを見ると、かなり細かい指定が可能です。この辺は「家系」スタイル。

「替え玉」にも対応。「郷に入れば郷に従え」とばかりに順応性を見せています。しかも、
かたさ指定は7段階!細麺のみ!!
何も知らない福岡人がふらっと入ってきても全く心配はありません。
どうせなら7段階と言わず100段階くらいまで細分化すれば、
それだけでかなり話題となっていたでしょう。そういう遊びがあれば面白かったのですが(笑)

ラーメンの印象は、今は無き「六角家@福岡」に近いイメージ。豚骨がしっかり柱を通し、油強め。
強烈なインパクトは無く、とりあえず、まとまった家系味です。素直にいい。
麺は角張った表情のツルツルなめらかタイプ。お箸が割り箸ではなくプラスチック製のためか、
少しすべって掴みにくいのは難点です。個人的にはもっちりした酒井製麺が好きなので、ちょっと残念。

こちらは別の日に食べた「ラオ麺」。これを食べて分かったのは、家系と辛味は合わないということ。
少なくとも自分の中ではNGです。これは。あと、チャーシュー入ってません。辛いそぼろ状の肉はありますが。
過去に「家系」が苦戦している現状を鑑みると、大ブレイクとまではいきそうにありませんが、
とりあえず一定の支持は得られそうな優等生な出来でした

個人的には、次回上京時に東京の百麺本店に出向いて違いを確認せねばなりません。
↑写真は全てクリックで拡大します!
百麺 ラーメンスタジアム2店
住所:キャナルシティ博多アミューズメントビル5F
時間:11:00〜23:00(オーダストップ22:30)
休み:なし
HP:http://www.paimen.ne.jp/
点数:太麺ラーメン 3.8点 ラオ麺 3.5点
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何故か回りは細麺ばかりを食べているようです。
久々の家なので、しばしば通いそうです。
少なくとも、海老そばよりこっちが好き。
いろいろカスタマイズ可能なので、
どれが一番良かったか教えてください。
あと、やっと百麺本店行って来ました。
結果は・・・後ほど。
まぁ、個人的な趣味なので、人それぞれでしょうが。。。
次行ったら味薄め油なし麺やわめでいってみようか・・・