
おつかれ麺です。オゴポコです。
福岡を夜0時過ぎに出発し、途中、休憩を挟んで大阪に到着したのが10時頃。
じーのくんと合流して向かった先はここ「無鉄砲本店@木津川」です。
「無鉄砲」は、文龍@熊本や拉麺男@宮崎と同じく風来軒出身のお店になります。
曰く「日本一濃厚な豚骨ラーメン」
曰く「豚骨ラーメンの帝王」
曰く「ラメカのスペードエース永久欠番」
この店を賞賛する声は幾度となく聞いていましたが、今回、ようやく訪麺となりました。

雨が降りしきる生憎の天候、更にケータイ電波も入らない僻地にありながら、既に待ち客ありとはさすがです。
我々も食券を購入し、ちびっこむてランド(最初の写真の右奥小屋)で、
ぎゅうぎゅう詰めになって遊びながら声がかかるのを待ちます。

それほど待たずに声がかかったので、おもちゃを放り出して店へと入ることにしました

ふと入り口を見ると「Wスープラーメン始めました」の文字が。風来軒や他の出身店と同じく、豚骨ラーメン
以外にも積極的に取り組んでいることが分かります。

ラーメンを待つ間、店のあちこちに貼られた「ラーメン界の有名人達」のサイン色紙を指差しながら、
キャッキャッ言いながら騒ぐ我々は、どうやら店員からラーメンマニアとしてロックオンされていたようです。
(そのことは店を出てから分かるのですが・・・)
そして待望のラーメン。「文龍」「拉麺男」と食べていたので、正直、「近いかな?」と高をくくってましたが、
スープをひと口含んだ瞬間、すべては誤りであったことを悟りました。
以前「文龍」の記事で、その濃度と粘度を「ヨーグルト」と表現しましたが、これはその比ではないっ!!
乗車率150%の満員電車に詰め込まれた人のごとく、肉片、髄、脂がぎゅうぎゅうに詰めこまれたスープ!!
いままで大概ラーメンを食べてきましたが、
ラーメンのスープを噛んで飲み込んだのはこれが初めてだ

麺は風来軒系ではお馴染みの「日本めん」製縮れ麺で、存在感は希薄ですが、
「文龍」ほどの頼りなさはありません。
というか、途中から、この麺はスープを持ち上げるための具の役割を果たしているだけとさえ
思えてくるから不思議です。
食後、口内が思いのほかさっぱりして後味が良かったのは、かなり意外。
スープ濃度を取りざたされることが多い店ですが、あまり豚骨臭さは感じられないのは、
その剛力スープをまとめあげているタレが秀逸だからかもしれません。
のっけから衝撃を受け、呆然としながら店を出た我々でしたが、雨の中、我々を追いかけてくる店員がひとり。
「お味はどうでしたか?」「どちらから来られました?」「ブログとかされてるんですか?」
と矢継ぎ早に質問を浴びせかけてきます。訝しげに思いつつも、途中で気付きました。
「この店は一般客とラーメンマニア客との扱いを分けて考えている」ということを。
そういえば、食べている最中、全ての客に「お味はどうですか?」と声をかけていたっけ・・
これだけの繁盛店でそれが抜かりなくできるというのもすごいことですが、
ラーメンマニアと思しき客には、アフターフォローも忘れていないとは、全く驚かされる!
いやいや、無鉄砲とは名ばかり、この「濃い接客」も含めての高評価であることがよく分かりました。
とにかく、豚骨ラーメンを語るなら、この本店への訪麺は必須でしょう。そう思える店です。圧巻です。
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無鉄砲 本店
住所:京都府木津川市大字梅谷小字髯谷15-3
時間:11:00〜15:00、18:00〜23:00(麺切れ終了あり)
休み:月
HP:http://www.muteppou.com/
点数:5.0点
じーの 5.0点
※地図で場所を確認したい方はこちら↓をクリックしてください

多くの方の評価が大阪本店以上に高いので何時かいきたいと思ってました。
オゴポコさんの評価が想像以上に高かったので近いうちに行こうと思います。
京都のラーメンって色んなジャンルのラーメン出す店がある見たいですね。京都のレベルはここを
見るからに高そうですね。また色々レポートして下さいね。楽しみにしています。
カズより
>近いうちに行こうと思います
基本的には大阪と大差ないと思いますが、
一度は行っておいた方がよいですね。
>カズさん
京都のラーメンは多種多様です。
とても一、二回では周りきれません。
カズ
カズより
感動されたようで何よりです。京都は濃厚文化なんで、
自分も嗜好とベストマッチする場所です。