
おつかれ麺です。オゴポコです。
高知県須崎市からお送りする鍋焼きラーメン2軒目は「まゆみの店」です。
「橋本食堂」と共に、須崎を代表する店として扱われることが多いためか、
店内には芸能人や某ラーメン評論家、某有名ラーメン店主の写真が飾られています。
客数も「橋本食堂」ほどではないにしろ、ほぼ満席の入り。
不揃いな席の配置や、ポスター類の多さから感じるのか、
どこかアットホームな空気が流れています。

メニューは鍋焼きラーメン主体ですが、塩、カレー、雑炊、うどん等、多岐に渡っています。
もちろん「鍋焼きラーメン 500円」を注文。「麺はかためですがよろしいですか?」という確認の後、
割と早く鍋が運ばれてきました。

ここでも食前の漬物が供されますが、須崎市による鍋焼きラーメンの定義によると、
この漬物は「鍋焼きラーメン」であるための条件のひとつとのこと。
とりあえずボリボリと一口かじって蓋を開けてみます。

やはり黄色い細麺はかための茹で加減。麺は「橋本食堂」と似た感じですが、他はかなり異なります。
あの猛烈な旨み攻撃はなく、醤油タレ主導の醤油ラーメンスープ。
それに、具はちくわ、ネギ、生卵までは同じ構成ですが、
「かしわ肉」は少量。「橋本食堂」のようなゴロゴロ入ったかしわ肉を期待していただけに少し残念・・・
帰り際、「橋本食堂」と同じく、よく通る明瞭な声で「ありがとうございました!」と見送られ、
3軒目として目をつけていた「喫茶がろー」に向かいますがなぜか臨時休業・・・。
街中を観察すると、鍋焼きラーメンを推し進めてはいますが、人通りも少なく、
活性化とはほど遠い状況にあるように見受けられます。
それに、鍋焼きラーメンを提供する店は46軒あるそうですが、ひょっとしたら観光客が訪れるのは
「橋本食堂」と「まゆみの店」だけなのでは?という恐ろしい疑念まで浮かんでしまいました。
おそらく、もっとも効果的なPR方法はやなせたかし氏に作ってもらったこのアニメキャラを
アンパンマンに出演させることだと思いますが、
その案は版権問題等でお流れになった過去があるらしい・・・
それでも、いつの日かお茶の間で「なべラーマン」を見られる日が来ることを願っております

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まゆみの店
住所:須崎市栄町10-14
時間:11:00〜21:00(水 11:00〜18:00)
休み:木
HP:?
点数:3.8点
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