
おつかれ麺です。オゴポコです。
四国四県三十軒を目標に掲げた4日間の旅は、最終目的地の高知県へと入りました。
この日の第一目標店は「橋本食堂」。高知市から更に西へ、須崎市の住宅街の中に店を構える
鍋焼きラーメン専門店であります。
鍋焼きラーメンは、須崎で戦後すぐから親しまれてきたという隠れたご当地ラーメン。
須崎市も町おこしの一環として総力を挙げて取り組んでいるようで、
その意気込みはこちらの市のホームページからも窺い知れます。
その須崎市のホームページによると、提供店数は46軒。
市の人口は約2万6千人と小規模な市でありながら、なかなかの店舗数を誇っています。
その中でも専門店はこの「橋本食堂」のみ。46軒を代表する店として、各種メディアを通じて
「鍋焼きラーメン=橋本食堂」というイメージが定着しているようです。

その証拠に、店の前には、鍋焼きラーメンを求める観光客らしき人達が群れを成しています。
しかし、店側も手馴れたもの。順番待ちのホワイトボードに名前を書き込むシステムが採用されているため、
行列に並んでじっとしている必要はありません。

「鍋焼きラーメン普通 525円」を告げ、カウンターへ着席。店員は女性のみで構成され、
「こんにちは!」「ありがとう!」とハキハキとした挨拶が気持ちよい印象を与えてくれます。
しかし、何と言っても鍋焼きなので、「こんにちは」から「お待たせしました」までの時間が長い。
ゆうに20分は経とうかという頃、ようやく鍋が届きました。この間、漬物やおしぼり等のサービスで
一応、気を紛らわすことはできますが、自分としては麺箱のチェック(関西麺業)や作業工程の確認もできて
退屈しないで過ごせました。

蓋を開けた直後はこのようなルックス。黄色い極細麺は、鍋で煮込まれたにも関わらず
コリッとした歯ごたえを残しており、言い方はあれですがマルタイ棒ラーメンを上等にした感じ。
飴色のスープは鶏ガラ主体ですが、近年まれにみるほどの猛烈な旨みがビリビリと舌を襲ってきます。
これも言い方はあれですが、チキンラーメンのスープを上等にした感じ。
それにしてもこのラーメン、この価格(525円)でありながら、生卵、ちくわ、ネギ、更に
結構な量のかしわが入っているのには感心させられます。
総合すると、また言い方があれですが、
土曜の昼に小学校から帰ってきた子供に食べさせると喜びそうなラーメンです。
あ、いまは週休二日制か?

まあ内容はさておき、「ここまで来て橋本食堂の鍋焼きラーメンを無事食べられた」
という安堵感に胸を撫で下ろしたことは事実であります

じゃあ続けて、この日2杯目の鍋、行ってみましょうか

↑写真は全てクリックで拡大します!
橋本食堂
住所:須崎市横町4-19
時間:11:00〜15:00
休み:日、祝
HP:?
点数:3.8点
※地図で場所を確認したい方はこちら↓をクリックしてください

すごい勢いで四国をお麺路された模様ですね。広島にも最近鍋焼きラーメンの店が出来た見たいなので、一度訪麺してみたいと思います。最近は福岡巡礼のせいか、休みになるとラーメン求めて広島を彷徨う様に成りました←これってもう中毒症状の現れなのでしょうか??後部長さんの片腕のじーの副部長さんが東京へ転勤されるのですね。じーの副部長さんには東京から良いラーメンの情報を是非発信して貰いたいですね。
カズより
順番待ちの名前に、普通の名字が並ぶ中、
「オゴポコ」の文字。
なぜか笑えます。(笑)
知らない人が見ると"外人さん"と思う人もいるのでは。
>広島にも最近鍋焼きラーメンの店が出来た
それは知りませんでした。
鍋焼きラーメンは変わったラーメンではありますが、
アレンジしやすそうなので、どこでも一定の支持は得られそうな気がします。
>じーの副部長さんには〜
今後東京転勤前の研修を行う予定なので
彼には期待しています!
ありがとうございます。
ホワイトボードを見た瞬間、周囲の目を気にしながら
書いた甲斐がありました(笑)
鍋焼きラーメンの専門店が在ります。
それから、愛媛県大洲市の「福ちゃん」
という店でも鍋焼きラーメンがメニューに
在りましたが、ココはそれの専門店では
なかったです。
> 須崎市も町おこしの一環として総力を挙げて取り組んでいる
みたいですね!!
こうやって町ぐるみでやると連帯感やシナジー効果が
増して、イメージUPをもたらすし、とても注目すべき
試みだと思います。
毎度ながら補足情報ごちそうさまです。
タイトルに「須崎だけ」と書いて、まずかったかな〜と
思ったらやっぱり他の地域にもありますね(笑)
鍋焼きラーメンがラ博等で取上げられれば
もっと盛り上がると思うんですけどね〜