徳島9軒目の「おつかれ麺です」は、徳島ラーメンランキング(byあわわ)の上位常連店「ふく利」。
割と古い店が幅を利かせている徳島にあって、平成生まれのこの店は、徳島ラーメンのスタイルを
踏襲しながらも新進気鋭としてのし上がってきた店だ。
また違った徳島ラーメンの一面を見せてくれそうな予感がする。
期待しつつ、道路を挟んで向かいにある駐車場へ車を停め、きちんと横断歩道を渡って店へと向かう。
決して写真のような違法駐車をしてはいけません。
音楽の流れる店内は人で溢れ、若い男性店員の声出しもよく活気は十分。
メニューはキチンとラミネートされ、ポップな書体で見やすい。麺のかたさを指定できるなど、
とにかく抜け目のない店づくりは、これまで見てきた徳島の店とは異なり、
悪く言えばマニュアル化、良く言えばこなれたサービスだ。
ここは無理をせず「徳島中華そば」を告げ、じっと待つのみ。
セントラルキッチンにて、50キロ以上の豚骨、鶏ガラ、香味野菜で作られるスープ。
一口飲んで、なるほど、これは流行るだろうなと感じた。
その最たる要因は、表層の油。これでまず客にガツンと一撃を食らわせる。更に、スープ本体も濃いめの
徳島ラーメンテイストだが、これだけでも物足りなさはなく明快な味となっている。
そして、バラ肉ではなく、脂身多めのバラチャーシューに、かための博多ぽい低加水麺。
これらの要素に特に目新しいものはないが、ひとつひとつのレベルは高く、
また徳島だからこそこれが目新しい。
これらを総合して「流行るだろうな」と思った次第である。
9軒目にしては少々ヘビーラーメンだったが、この手のインパクト重視は嫌いではない。
最後に残すは、これまた新興勢力「東大」。徳島ラーメンの進化系(byあわわ)と言われる
実力はいかがなものか・・?まだまだ楽しみは尽きない!
↑写真は全てクリックで拡大します!
ふく利 吉野本町店
住所:徳島市吉野本町5-20-3
時間:平日18:00〜24:00、金土祝前日18:00〜25:00
休み:なし
HP:http://www.e-fukuri.jp/
点数:4.3点
※地図で場所を確認したい方はこちら↓をクリックしてください
今年になって出店してるんじゃなかったかなと。
明石波止場だったかな(うる覚えですが)
大学時代よく行ってました。
ただ、昔はすご〜く古くてラーメン屋って感じでしたが、今はこんな感じなんですね。
個人的には、「いのたに」や「あべ」よりはこちらの方が好きでした。
東大ラーメンすごく楽しみにしています!
自分はオープンの日に行って、ラーメン100円を食べた、すごく思い入れのあるお店です。
今もまだ卵0円やっているのだろうか…???
出てますね、明石ラーメン波止場。
サイトを見ると、微妙に寂しい施設に見えますけど・・・
>うる覚え
これ、わざとです?(笑)
なつさんが行かれたのは、北島本店ですかね?
当時とは違う味になってるんではないかな〜と想像してますが・・
東大は次に登場します。卵無料はまだやってましたよ。
明石ラーメン波止場で食べて見たいと思いましたが他に食べたいと思う店が無いので無理っぽいです。
明石ラーメン波止場は行ったことありますが活気はありませんでした。
そうですね。品質に関しては一定レベルはクリアしてると思いますが、
各店での最終工程が分からないので断言できないところです。
明石ラーメン波止場はちょっと寒そうなので、
思い切って徳島市内を周るが吉かと。
まったく仰るとおりで、仕上げの段階で足したり引いたり
チューニングの技量がそれなりにものをいう世界でしょう。
ちょっとした差が、実は流行っている店とそうでない店との
分岐点だったり。
同じ店でも、店舗間の質の差は、
そのままスキルの差に繋がることもあるでしょうね。
そういうスキル教育の観点まで含めて、
その店の実力を図るべきかもしれません。
すごい楽しみです。
味でいえば「ふく利」はオススメですが、歴史を食べる意味では「いのたに」もどうぞ。