
徳島県内5軒目となり、ジョジョに「おつかれ麺です」の色が見え始めた食べ歩き。
その5軒目の名は「三八」と書いて「さんぱ」と読む。徳島ラーメン三原色「白・黒・黄」の「白」を代表する店である。
創業から約37年、鳴門市の本店は閉店し徳島市にオープンした新しい店は、その歴史の重みに反し、
カフェのような開放感溢れる造作であった。
少し予想を裏切られたオゴポコではあったが、肝心要は味。
先入観をとっぱらい、店へと入る。

店内はソファー席もあり、明るい色調で統一されている。店員は皆どうみても20代。
完全に代替わりしているのだろうか、彼らのセンスによる店造りが施されているようだ。
壁に掛けられた大型テレビからは、なぜか再放送中の「101回目のプロポーズ」が流れ、
客は麺を啜りながら見入っている。
メニューはシンプル。誇り高き「支那そば」は朱書きされ、大黒柱としての存在感が感じられる。
さっさと席に座って注文取りを待つオゴポコに、店員さんがひと言。
「食券をご購入くださ〜い」
慌てて「支那そば小盛」を購入しに食券機へ走るオゴポコであった。

「支那そば」のスープの第一印象は、「白」というよりも「黄金」。
トロッとしたスープは旨みも適度で、甘みのあるチャーシューもいいアクセントだ。
麺は少しやわめに感じるが、それほど気にならない程度。
ここまで「黒」が優勢と思われた徳島ラーメンであったが、なんのなんの、
「白」の「三八」は徳島必須店ではないか!
そう実感したオゴポコは、「おつかれ麺」状態でありながら、あっと言う間に平らげるのであった。
やはり、おいしいラーメンは何杯目に食べてもおいしいのだ。

お手洗いで見かけたこのメッセージからは、老舗としての驕りはまったく見受けられない。
福岡でもこういう「若い老舗」が、どんどん出てきてくれることを願うばかりだ。
↑写真は全てクリックで拡大します!
三八 田宮店
住所:徳島市北田宮2-1-46
時間:10:30〜21:00頃
休み:火
HP:http://www.e-sampa.net/
点数:4.2点
※地図で場所を確認したい方はこちら↓をクリックしてください

いやぁ、知りませんでした。
大阪の針中野に、本店の経営者と
友人関係の方が開いた店が在ります。
>鳴門の本店
さすがに食べてますね〜!
>大阪の針中野に
サイトを見ると、友翔という店が姉妹店として載ってますが、これですね。
これまた人間関係まで押さえてるところがスゴス。