おつかれ麺です。オゴポコです。
香川県の6軒目は、高松市内の古株店「木蘭」です。
読み方は「ムーラン」。中国原産の「木蓮」の別名でもあります。
「純中国式手打拉麺」を標榜するこちらの店は、注文を受けてから麺を打つそうなので、
その妙技を間近で観覧するのも楽しみです。
階段を一段ずつ上がるごとに、はっきりと麺を板に打ち付ける音が聞こえてきます。
「バーン!バーン!」
2階の入り口には真っ白な暖簾。その暖簾をくぐろうとするとき、まるで歓迎のために
打楽器が打ち鳴らされたかのごとく、さらに大きく手打ちの音が聞こえてきます。
「バーン!バーン!バーン!バーン!バーン!パーン!バーン!バーン!バーン!バーン!バーン!」
「野菜ラーメン 800円」を注文。早速、わたしの分の麺を打ち始めます。
まるでスライムのように弾力のある白い塊を、ぶにゅーっと伸ばし、あっというまに2本、4本、8本、16本、
32本、64本、128本、256本、512本、1024本、2048本、4096本(んなわけない)
と麺ができあがってきました。
眼前わずか1b前で繰り広げられる達人技。
麺を打ちつける木製台の窪み具合が、その技の凄みを物語っています。
運ばれてきた「野菜ラーメン」は、塩味シンプル清湯スープに大量の野菜。特にどうこう言うことはありませんが、
少しざらついた不揃いなモチモチ麺は、満腹寸前にも関わらず胃にバンバン入っていくのでした
こちらのお店、800円のうち500円分くらいは、「砂かぶり席」ならぬ「粉かぶり席」
での観覧料だと思ってもいいかもしれません。
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木蘭
住所:高松市片原町1-14 青木ビル 2F
時間:11:30〜14:00、17:00〜20:00
休み:月曜(祝日の場合は翌日休)
HP:?
点数:3.8点
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正直・・・ラーメン屋さんという感じではなかったですね。
私も野菜ラーメンをいただきましたが、「八宝菜ラーメン」のような感じでした。
八宝菜ラーメン、なかなか言い得て妙ですね〜。
ここは麺を見物する店なので、食べるのは二の次です(麦)