ブログに出てくるラーメンが東京だったり福岡だったり、お前はいったいどこがホームなんだよ!と問われたら、
「僕は福岡から東京へ参勤交代に出ている身です」
と答えるようにしています、福岡出身のオゴポコです。
福岡での食べ歩き基準は
(1)前回食べてから時間があいた定番店の再訪
(2)人気店の支店
(3)新店開拓
と結局全部なのですが、今回は(1)(2)となります。

銀座の「やまちゃん」は食べたことあるけれど、実は福岡では食べたことないという恥ずかしい事態を払拭するために中洲店に行ってみましたが、
しょっぱい、油多い、臭い!とはいえ、ここは夜の街・中洲。飲み過ぎてどんなに舌と頭がバカになっても味わえるラーメンと言えるかも。これ、ほめてます。

博多駅近くに本店を置く「一双」の支店。支店でも濃厚豚骨としての品質は確保されてます!骨のざらつきとやや軽めのスープ、どろどろでない分、骨の良さがガツンとくる!
濃厚民族の観点から見ても十分満足。なお19時から朝4時までの中洲営業スタイルです。

超新星「一双」の支店を食べたなら、当然、気になる新店「一成一代」もチェック。メニューは「一幸舎」「一双」を思わせる構成。
「慶史」の麺は、麺が細い硬い糸みたいで、茹で方の問題か、これはイマイチ。スープはやや泡立って脂分やや強め。一杯630円のラーメンとしては、もう一捻りほしいところ。

遠賀川駅前本店、宗像店、浅川店、遠賀役場前店(味噌専門)に続いて、ここ博多店で全店制覇!重濃、ラード不使用、追い炊き、本物の豚骨等々の自信は本物!
遠賀地区中心に展開しているのであまり注目されませんが、福岡の濃厚豚骨を語るなら「がんこもん」は外せませんね!

甲子園出場校風に言うと「12年8カ月ぶり2回目」の訪麺。34、5年前から続いている太宰府八ちゃん、薬院の八ちゃんは実の弟さん(現在はその息子さん)にあたります。
長らく夜専門として知られていましたが、平成23年から昼営業も開始してます。薬院八ちゃんに比べると、脂とコショウなし、やや甘めの優しい八ちゃん。
東京の「秀ちゃん」が薬院八ちゃん風にモデルチェンジして話題になってますが、この「太宰府八ちゃん」もれっきとした八ちゃんなのです。

甲子園出場校風に言うと「8年1カ月ぶり4回目」の訪麺。ラー博出店前に確認しておきたいとの思いで来てみたのですが、
スープ、薄っす!ながはまっ、まさに長浜屋台!昨今、一風堂グループとの関係強化、東京ラーメンショー出店などもあり何か変わったかな?と思ってましたが、
それらを経ても長浜屋台原初の味を貫く心意気を感じました。ラー博店にも再訪してこの心意気を確認せねばなりません。

二子玉川店を始め、実は割と早くから東京進出を果たしている「博多濃麻呂」の本店は「名島亭」から歩いていけるところにあります。
あれ?東京とも、福岡の他の支店とも全然違う!たまごぽい味のスープ、これなら東京の方がしっかりミルキーですけど・・・本店ぽい威厳が無いのが意外。

福岡の街に「すみれ」が帰ってきた!あつあつ、もっさり、しょうが強め、香ばしさは弱め、とにかく、福岡がいつでも「すみれ」が食べられる街になった、それだけで十分です。

甲子園出場校風に言うと「7年2カ月ぶり10回目」の訪麺。赤丸新味中は、煮玉子半個、チャーシュー二枚、香味油。割高感あるなぁ〜!
この日は普通の一風堂の赤丸に近い、いや、それ以下か。同じ原点の味でも、もう一度食べたいのは、渋谷のシロマルベースです。

「太宰府八ちゃん」の「ラーメン」「薬院八ちゃん」とは明らかに異なる顔。まあ、人間でも、兄弟で似てない人ってのはいますしね。
※各店舗の営業時間、住所等の情報は、無料で使える日本一濃いラーメンサイトラーメンバンクでどうぞ