おつかれ麺です。オゴポコです。
これは申し訳ない!せっかくベトナムへ行ったというのに、つい日本のラーメンばかり紹介してしまいました。
ベトナムの麺料理と言えば、米麺の「フォー」、これを紹介せねば「ほんとにベトナムに行ったのか?」と疑われかねません。
もともと「フォー」はベトナム北部・ハノイが本場らしいのですが、南部のホーチミンにも多くの専門店があります。
日本的感覚で言えば「日本蕎麦の本場は東京だけど、全国各地に蕎麦屋はある」と言ったところでしょうか。
とりま、ホーチミンのフォーを4軒、ご参考までに。

クリントン元米大統領が訪れたことで一気に有名になったというこちらの店。店名どおり、開業は2000年。
スープはポトフもしくはコンソメ?を薄めたような出汁感で、味付けはしっかりして旨味もあり。ただ、平たい形状の米麺はコシゼロ!!
これは原料からしてそういうものだろうから仕方なし。
なお、ホーチミンの飲食店はどこもそうですが、店員の数がやたら多いのはこの店も例外ではありません。
ぱっと見10名以上はいまして、正直何をしているか分からない店員もいたり。なんとも鷹揚な空気が漂っております。

今回、ホーチミンのガイド本を2冊ほど参考にしましたが、どちらにも「ホーチミンbPの人気店」と書かれていた有名店(記事最上段の外観はこちらの店)。
現地ガイドも「ここはおすすめ」と太鼓判でした。が、難点は市内中心地から離れた立地であること・・・
しかし、こちらは曲りなりにも47都道府県をクリアしたサムライラヲタ、必食宿題店は何があっても行くでしょう!ホテルから約1時間歩いて訪麺しました!
なるほど、フォー2000より出汁感強め、肉の出汁か?そして、明らかにパクチー臭い!これが地元仕様なのでしょうか。
麺は断面が四角く、ぶちぶち切れる米麺の特徴はしっかり継承しています。麺食べ歩き目的の観光であれば、ここは必食。
なお、テーブルの上に置かれている香草などは有料。食べると課金される(それでも10%程度)

実は「フォー」には色々ばバリエーションがありまして、肉の種類、煮方、スープの種類など細かく分類されています。
ここは「フォーボーコー」というビーフシチュー風のフォーが人気だそうで一度は経験しておかねばと思った次第。
確かにスープはとろみとコクがあり、欧風ビーフシチューに若干カレー要素もあり。角煮もたくさん入り、具の人参はやわらか。
交差点角にオープンテラス風に席が配置されており、すぐ隣の道路の原付バイク(※1)を横目に現地の空気を感じながらフォーを食べられます。
※1 ベトナムは原付バイクは免許不要、3人乗りまで合法なので一日中大量のバイクが街を埋め尽くしているのです!

こちらの店は数年前に池袋等へ出店したこともあるそうなので、東京ラヲタなら聞き覚えのある方がいるのではないでしょうか。
確かに挨拶がしっかりしており、デリバリーもあったりで接客、メニュー、内装など多店舗展開できそうなチェーン店としての色が強く感じられます。
スープは、香草、八角ぽい臭いがかなり強め!麺はフォーホアに似た形状。肉はやわらかめ。何より「安い」というのが一番の長所かと。
4軒食べてみて・・・俺はフォーはあまり得意じゃないかもと元も子もない感想を持ってしまったのが本音ではあります、が、
食べてみないとこういうことも言えないということで、それがサムライラヲタだ、とご理解頂きたいのでござる。

キモラヲタの間違いやろ!
ほら、海外行くと、日本人って何かと「サムライほにゃらら」ってつけたくなるじゃないですかぁー。
台湾は興味ありますね。あとは、バンコクも。一番行きたいのは、シドニーですが・・