引き続き、ベトナムはホーチミンの日式ラーメン店紹介。
先の「山小屋」「喜神」からはだいぶ離れた場所になりますが、ホーチミンには日本食レストランが
密集しているエリアがあります。そこには唐揚げ、カレー、牛丼などと並び当然ラーメン店もありまして
自然、ホーチミン一のラーメン激戦区なのであります(ただし3軒ですが)。
RAMENBAR SUZUKI(純白豚骨ラーメン 120,000VDN≒600円)3.5点【ベトナム】<ホーチミン>
豚骨、魚介豚骨、えび豚骨、マー油豚骨、味噌豚骨、豚骨魚介つけ麺、醤油ラーメンなどなど素晴らしい品揃えの「SUZUKI」
シンガポールにも店を出しているそうで。
なんとオーダーは一蘭方式だった!
これだけでもう「ごちそうさま」と言いたくなるわけですが
「純白豚骨ラーメン」は、スープ軽っ!麺はハード(かため)にしたものの、かたくはない。
チャーシューは炙りでひと手間かけてますが、肝心の辛味ダレが全く辛くない!
なお、もやし、ごま、ニラが入れ放題みたいなので入れまくっているとサービス料を取られました。
あ、メニューは日本語なのに注文は日本語不可なので、英語か指さしで。
麺処 大ちゃん(大ちゃんラーメン 80,000VDN≒400円)3.8点【ベトナム】<ホーチミン>
ベトナム人が片言の日本語で対応し、たばこを吸いながらラーメンを作る。このアバウト感、いやぁ、ベトナムらしくなってきましたね!
「麺処」なので、うどん、そば、そして家系があっても問題なし!でもフォーは無いんですね!
基本の「大ちゃんラーメン」は博多豚骨ラーメン、何と高菜(のようなもの)も入れ放題とのことで、再現度向上に努めています!
ラーメンは、意外にしっかりしていて、というかうまかっちゃんに生麺とチャーシューを入れたようなラーメン。そりゃうまいわ。
そしてチャーシューが、これは博多の変な店よりよほどいいという意外性もあり、オゴポコの博多ラーメンコレクター熱を十分満たしてくれる店でした。
なお、向かいの系列店「松坂家」の方は牛丼店、きっちり「美味しんぼ」が並べられていました。であれば、ちゃんと牛すじを使って牛丼作っているんだろうな!?
とみだや(正油らーめん 80,000VDN≒400円)3.9点【ベトナム】<ホーチミン>
日本人店主が平ざるで麺をあげて、ラーメンを作っている。ホーチミンでそういう光景が見たいなら、ここです。
「つけめん」もありますが「正油らーめん」にしてみると、これがきっちり作られた背脂豚骨醤油じゃないですか!
スープは薄味だけど背脂のコクはあり、このジャンルのラーメンの基本形が守られているのが嬉しい。
巻きバラチャーシューもいい。ここまでちゃんとしてたら、細縮れの麺が弱いのは、もう目をつぶりましょう。
例えば池袋近辺をくまなく探せば似たような店がありそう、と思わせるくらいに、清潔感含めた安心感はホーチミントップクラスです。
【総評】
ホーチミンで5軒のラーメン店をまわった感想を一言で述べるなら
「日本に普通にありそうなラーメンで拍子抜け」
裏を返せば、ホーチミン在住日本人は普通にラーメン食べて腹いっぱい、にはなれる環境にあると言えるでしょう。
以上、成田空港から6時間かけてラーメンを食べてきたレポートでした。