もし「今年の東京豚骨ラーメンシーンを振り返る」という企画があったならば、間違いなくベスト3に入るであろう
「秀@赤坂のラーメンリニューアル」について、一言、申し添えたいことがあります。
それは福岡の「秀ちゃんラーメン」本店は、東京の「秀」がリニューアルする3カ月前に既にリニューアルを終えていたという事実。
そういうオゴポコも、東京のリニューアル版を先に経験してしまった口ですが、検証精神旺盛な福岡出身ラヲタとしては当然
「福岡の秀ちゃんラーメンも食べ比べねば」と思ってしまうわけです。

甲子園出場校風に言うなら「7ヶ月ぶり14回目」の訪麺。まず、店内の様子から。店の奥に鎮座する、ご神体のような神々しい巨大釜、これは変わらず。
提供時には寸胴から取り分けたスープを注ぎまして、当然ながら油ぶっかけ胡椒ぶっかけ豚骨ラーメン、骨髄多め。
東京の「秀ちゃんラーメン赤坂」と基本的に同じ仕様ということは確認できましたが、心持ち東京より甘め、あとやや温度がぬるめ。
ま、正直、比較と言うよりは福岡と東京の秀ちゃんで食べ比べできたこと自体に満足した、というところです。

「秀ちゃんラーメン」の検証のついでに立ち寄り。甲子園出場校風に言うなら「9カ月ぶり3回目」の訪麺。
濃厚豚骨魚介のラーメンを狙っていたのですが、なぜか見当たらなかったので「煮干し中華そば」にしてみたものの・・・後悔。
麺はややヤワ、スープはあまめオイリーで、ええっと煮干しは?これは商品名を「弱煮干し中華」としてもらわないと、ちょっと納得いかない。
心なしか、横浜で食べた「甍」を弱くした感じ。
直接関係ありませんが、麺は三河屋製麺の国産小麦100%と聞いて、最近、本当に麺の国産小麦100%は珍しくなくなったな〜と思った次第。
小麦粉の品種改良か、それとも製麺技術向上のおかげなのか。いずれにしても、国産安全信仰に乗っかることが容易になったということですね!

福岡の「秀ちゃんラーメン」、東京と瓜二つですね!いやいや、こちらが先ですから。
※各店舗の営業時間、住所等の情報は、オゴポコがチェックを欠かさないラーメンバンクでどうぞ