最近、ショックだったこと。
2回振られた「ガッツリラーメン それは私のおいなりさんだ 」が(あびすけメルマガ読者ならご存知のとある)事情により「台湾まぜそばとラーメン 金太」になってしまい、
あまつさえ、知り合いのラーメン好きの方達がおいなりさん&ビッグソーセージゲットに成功していたという事実を知ったこと。
最近、嬉しかったこと。
大田区図書館で、買おうかどうしようか迷っているラーメン本を借りられてバンバン読めるという事実を知ったこと。
そんな、ラーメンに泣いてラーメンで笑う人生を送り続けるオゴポコが、ここ最近足を運んだラーメン達をぞろぞろ書いてみるとします。

いつかは行こう、行かねばという店がずいぶん後になってしまうのはよくあること。六本木で1985年から続く店。
もちろん注文は135なわけだけど、13は感じられたが5があまり感じられなかった。ところで食べている途中で
「ラオタ罰ゲームで吉村家で135を注文とかあると嫌だなぁ」とか思ってしまったのはなぜなんだろう。ラーメンに集中できてなかった証拠か?

甲子園出場校風に言うと「1年10か月ぶり4回目」の訪麺。
麺は「捻れ平打ち太ふすま麺」だそうで、それ、体操の床の技かよとおもってしまった次第。
スープは極めて自然。この店があるだけで、東京駅で確実に美味いラーメンが食べられるという安心感を与えてくれるのですよ。

一言で言えば「生姜ネギ醤油ラーメン」。特に後半、生姜がくる。意外に油多め。細麺ぱつぱつ。やっぱ富裕層向けラーメンかも、と思ってしまうのは僕だけか。

ゴルゴンゾーラチーズ、麺、薬味だけのかけチーズラーメン。味は良いけど割高感あり。
ただ「かけ」なので、チーズがいまの2倍くらい入っててほしい、と思うのは貧乏くさいのか?近々リニューアル予定だそう。

今年3月位に全面リニューアルしたらしい、という情報を知って思ったのは、じゃあまた行かないと語れないな、という焦り。
ぼこぼこした太麺に少しだけ「春木屋」を思い出したものの、油がきっちり乗って、鶏肉と豚バラ一枚ずつという凝った内容でして
見ためは古く、中身は新しく、値付けは高くのいわゆる「ネオクラシック?」と思ってしまった僕は、本当はこの日「春木屋」が食べたかったのでしょうか?

麺大盛無料。酸味が強い汁は、厚めにカットされた大量のチャーシューに味をつけるためにあるのか。
つけ汁に油が染み出すと味の重さが増す仕組み。ぐにぐにした麺は肉絡めてどんどん食べられる。腹一杯麺と肉を味わえてとても満足・・・
おっとこれが1150円ということ忘れてた!

夏に秋葉原店に訪麺したときに誓った「次はしょうゆ」を実現するために渋谷店へ。
スープはしっかり醤油の味がするわけではなく、ややほんわり気味。ややチーズ臭のする大きな小判状のが一枚、切れ端ぽい固い柵状が2切れ、
このチャーシューがやたら美味い!よし、次は新宿の本店で・・・何を食べよう?

この店はとにかくタケノコ。カロリーメイト級のが五本、いや六本?甘めに煮付けられてボリボリかじれる。
素麺みたいな麺はタケノコに絡めながら食べる。まずはタケノコからどうぞ!というよりはタケノコをどうぞ!
あと、スープは中華料理店、例えば餃子の王将とかでチャーハンと一緒に出てくるスープみたいな感じです。

台湾まぜそば食う常連客に「わたし、ニンニク入れたよね?」と訊く、逆ニンニク入れましたか攻撃。なるほどこれが噂に高い、この店の驚異のホスピタリティか・・・。
客一人一人に「しょっぱかったら調整します」「しょっぱくないですか?」と尋ねるスープは全くしょっぱくなく、無化調特有のシックなスープ、歯切れよい麺。
正直、揚げチキンが無かったらかなりストイックな醤油ラーメンだろうな。でも、そんなラーメンとは真逆のハートフル接客、これが若い男性客を惹きつけるのかも。

寸胴からは海老が溢れかえり、フードコートに漂う海老臭。麺は森住製麺。味噌感薄く、海老感強く。ちと残念な出来。やっぱ「篝」にすれば良かったか・・・。

ほど苦いスープ、旨味しっかりで、後半は煮干しが感じにくくなるのが残念。予想どおり、攻めた煮干し味ではなかったな、と。

注文は全て普通で。スープはタレと鶏油でフックが効いた、いわゆる「直系」タイプ。これ、油なしにしたらどうなるんだろう?と思うほどスープ自体はサラサラ。
チャーシューはもちろん燻製、でも小さいのが一枚は寂しい・・・。でも、また「直系」ぽい家系がオープンしたら、行きます。好きなんで。

「SHIN」の「揚げチキン麺」ラーメンもいいが、とにかく店主のキャラ立ちが半端ない。
ここと「上弦の月」は、ラーメン界における「女性店主一人によるスーパーもてなし店」の双璧でしょう。

※各店舗の営業時間、住所等の情報は、オゴポコがチェックを欠かさないラーメンバンクでどうぞ