おつかれ麺です。オゴポコです。
1996年の開業以来、日本のラーメンシーンに多大な影響を与えているとされる「武蔵」「青葉」「くじら軒」の3軒。
しかし、それはあくまで関東近辺を中心に考えた場合の話でしょう。
西日本各地では、これら3店のインスパイア(もしくは出身)店はまだ希少種、
いわんや、九州では3店の味がウケるかどうかも怪しい状況なのです。
個人的には、むしろ一風堂の方が、これらの店よりも強い影響力を持っているとさえ思えます。
で、愛媛県での3軒目「春光亭」は、どうやらその「武蔵」を彷彿させるらしい、と聞けば、
ラーメンマニアとして希少種確認に向かう行為は必然と言えるでしょう。
(ちなみに、わたしは上記3店はかなりツボにはまる店であることを、先に申し上げておきます)
「らーめん 600円」を注文。というか、メニューは他に「大盛」「ライス」「煮たまご」のみ。
店の説明書きには「無化調」「和食の経験を生かして厳選された素材を豊富に使用」
「春光亭だけのオリジナルスープ」の文字が躍ります。
つまり、独学。武蔵との直接的な関係はありません。よって、麺あげのパフォーマンスなどは一切なし(当然か)。
静かな店内に、客はわたし1人。1人で切り盛りする店長さんの手によって、静かに丼が運ばれてきました。
さてその「らーめん」ですが、旨みが折り重なる凝った和風ダシに香り油が効いて、かなりハイレベル!
「厳選された素材」と「技術」が融合すると、ふつうの醤油ラーメンに見えてもここまで違うのか、
と再認識させられます。
いい香りに包まれながら、加水多めの平打ち麺を啜り、肉厚のチャーシューを頬張り、すぐに完食。
冷静に考えると「武蔵の味」ではなく「武蔵に似た雰囲気の味」なのですが、「うまいものはうまい」と
素直に思わせてくれる一杯です。
食後、ちょっと店長さんに聞いてみると丼は武蔵と同じだけど、武蔵は食べたことないとのこと。
すごく低姿勢な話し方も好印象で、まさに店名は店主を表すという諺(?)を体現した店。
柔らかそうな春の光は、意外にも麺豪武蔵の太刀筋に似た鋭い輝きを放っていたのでした。
みたいな締め方で、次、行きましょうか。
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春光亭
住所:松山市井門町489-8
時間:11:00〜15:00、17:00〜21:00
休み:火
HP:?
点数:4.7点
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部長今、四国で「お遍路さん」ならぬ「お麺路さん」の真っ最中のご様子ですね。大変な道のりであると思いますが、頑張って下さいね。今松山で色々し良い麺に当たっているご様子ですね。この調子で「お麺路さん」記事楽しみにしています。後松山ではあの「石神氏」プロデュースのラーメンパークも有る見たいでそちらは行かれましたか??では「お麺路さん」頑張って下さい!!
カズより
綺麗なスープですね〜
一人で切り盛りされているのはこれまたすごいですな〜
一から十まで同じ人の手に作られる一品。
何か情熱が感じられますよ。
もちろん、まつちかラーメンステーションには行きました。
四国の食べ歩きはもう終わってますので、これから
随時アップしていきます。お楽しみに。
>ヒガッシーさん
謙虚な店主さんでしたが、ラーメンは強い主張が感じられるものでした。
一人で足りているということは、それほど客が入っていない
裏返しなのかもしれませんが・・
(爆)