
おつかれ麺です。オゴポコです。
愛媛県での2軒目は、県内では老舗の部類に入る「みかさ」です。
事前情報によると、老舗でありながらもほかにはない独自性のある中華そばを出すとのこと。
であれば、愛媛のラーメン文化を語る上では外せないだろうと判断し、無理して訪麺と相成りました。

座敷席もある店内は、採光性もよく明るく綺麗。どうやら家族経営のようで、
大将と思しき方は一心不乱に何かを炒めています。麺あげは女性の方(女将さん?)が担当。
メニューには「中華そば」ではなく「そば」とあるので、素直に「そば」を注文します。600円です。
ほどなくして、男性店員(息子さん?)が「そば大」を運んできました。
ホーム(福岡)でMAX状態のオゴポコであれば、迷い無く受け取ってすぐに箸をつけていた
(かもしれない)が、ここはアウェイ、しかも連食中。
速やかにオーダーミスを指摘し「そば」を受け取ります。
まずは見た目。上から見ても、横から見ても、どうみてもちゃんぽんにしか見えませんが、
お店が「これは中華そば」といえば「中華そば」となるわけでして、
これはちゃんぽんではありません(笑)
次に味。塩気強めの豚骨ベースのスープに、ざっくりした歯ごたえの麺。
麺は、九州で食べるちゃんぽんより若干低加水のように思えます。
そして、おそらくこれが「みかさ」のレゾンデートルなのでしょう。モツ入りの重量感あふれる具。
このモツだけでも結構な量が入っており、他にも玉子焼、海老、豚肉、野菜類等々、
かなりお得感のある一杯です。
大将自らこの具を手がける理由は、この「具」が「みかさの主役」であることの証なのかもしれません。
ちなみに、「みかさ」のある伊予市から更に南へ下ったところにある八幡浜市では、「八幡浜ちゃんぽん」
というちゃんぽん文化が形成されているそうで、「八幡浜ちゃんぽんの本」まで発行されていました。
「みかさ」が「八幡浜ちゃんぽん」とどう関わりがあるのか不明ですが、その本には載っていなかった
ので、「八幡浜ちゃんぽん」に含めてはいけないのでしょう、きっと。
↑写真は全てクリックで拡大します!
みかさ
住所:伊予市市場154-1
時間:平日 10:30〜13:50、16:00〜19:30頃 / 土日 10:30〜13:50、16:00〜18:00頃
休み:月
HP:?
点数:3.7点
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見た目は誰でもちゃんぽんと思いますよね。
中華そばといったら醤油スープのイメージありますから・・・
愛媛ラーメン文化なんですね!
地方によってホント色々あるみたいですね〜
中華そばです。断じてちゃんぽんではありません(笑)
>地方によってホント色々あるみたいですね〜
だからこそ、全国食べ歩きはやめられないんですけどね。
そりゃぁもう大騒ぎですね。
しかも5軒目過ぎてだと。。。
あぁ恐ろしい。。。
事前に量の多さは把握していたので、2軒目にしました。
おかげで、愛媛では予定どおり8軒周れましたよ。
オリジナリティがあって
どこその二番煎じでない
こういう味に出会えると
地方遠征冥利に尽きるなぁと
しみじみ感じるものです。
ここは行っておいてよかったです。
ああいう「中華そば」は他にはないでしょうし。
>地方遠征冥利に尽きるなぁと
確かに、こういう出会いがあるからこそ
遠征はやめられません!