今回はそういうお店ばかりです。
交通費と時間を使って食べに行った店がガッカリの出来だった・・・誰もがそういう経験は避けたいもの。
ラーメンブログはそういう残念を未然に防ぐ有効な手段であり、あくまでラーメン店へ訪れる客のために存在する、そう思うのです。
もちろん、ラーメンへの毀誉褒貶、それをどう捉えるかは読み手の自由。否定的なレビューがあったとしても鵜呑みにするほど読者は愚かではないはずであります。
とたっぷり予防線を張ったところで、交通費と時間を使って食べた割にはアレ?というケースを5軒ほど紹介するとします。

移転後は初。いやはや、まさか六厘舎で麺全てを食べきるのに難儀するつけ汁が出てくるとは思わなかった・・・
ガチムチ路線からヤワムチ路線に切り替わった麺、麺線短めなのは浸けやすくてよいけど、甘味旨味中濃のつけ汁が平坦で飽きるの何の。
チャーシューやメンマはどこか工業的で、パックで提供される魚粉も相まって、脳内は「あれ?家でインスタントラーメン食べてたっけ?」
これで850円、それでも4.0点なのは、ラーメン界の歴史的価値を考慮してのものであります。

なぜ訪麺したか?ラヲタの中では評価が高いようにみえて気になったから。
旨味薄め、粉っぽい麺、後半盛り上がるタイプか、神経を集中して食べれば旨味がじわじわ湧いてくるはず・・・
ちょっと!お店のテレビ消してもらえますか?ラーメンに集中できないので!
神楽坂の路地裏の裏で、病院で出してもいいような健康的なラーメンを隠れて食べられる、そういう店だと思います。

無鉄砲「豚骨塾」出身店。店の読み方はこっさい?いや、実は当て字でうっすいと読むのかな?
確かに何となく無鉄砲ぽいものの、スープ薄。炙りチャーシュー、魚介油がやけに目立ってるような。
無鉄砲のサイトによると「豚骨塾」出身店は、一都道府県につき一店舗とのこと。
ということは「骨砕」がある限り東京にはもう出店は無いということ?それは(以下自粛)

3兄弟がシフト制で24時間営業を続けているちゃんぽん有名店。旨味たっっぷりのスープ、ソフトな麺、具材はたっぷり。
本場長崎にあっても不思議ではない、しかし、無くても不思議ではない、そういうちゃんぽん。
人気歴史ともに申し分なしのちゃんぽんですが、900円の価格をリンガーハットの野菜たっぷりちゃんぽん650円(JR蒲田東口店)と比べてしまうわたしはおかしいでしょうか?

家系の中でも好みの百麺、らすたに通ずるこの店の本店に、一度は行ってみたかったので行ってみた次第。
「麺が半分でもラーメンの味の評価に影響はしない」という某有名ラーメン評論家の理論を適用し、ミニらーめん。ちなみにノーマルの太麺は680円。
寸胴5つ並んだ厨房は迫力あり、臭いもかなりくる。が、どうにもスープが薄い、いや水っぽい。
味は確かに百麺、らすたなどに通じるものがあるが・・・ミニでもラーメンの評価は揺るがないことが少し分かりました。

今回はおすすめはなし・・・なので、写真もなし。申し訳ございませんが、そういう決まりになっておりますので。
※各店舗の営業時間、住所等の情報は、オゴポコがチェックを欠かさないラーメンバンクでどうぞ