自称・濃厚民族のオゴポコにとって濃厚ラーメン情報は最重要情報であります。
特に雑誌やテレビで見聞きする「羽釜」「骨」「ド豚骨」「ドロドロ」などは、敏感に反応する重要な濃厚検索キーワードとなります。
今回はその手のキーワードをもとに、蒲田から神奈川は三浦半島くんだりまで濃厚を求めて訪麺したというお話です。
麺屋 庄太(らぁ麺(並) 700円)4.4点【神奈川】<津久井浜>
TRY新人賞豚骨部門(2012-2013)第1位の店、しかも、濃厚豚骨。しかも、羽釜!
大量の豚骨を熱伝導率のよい羽釜でガンガン炊きました、そう聞いただけで笑みがこぼれる、それが濃厚民族の性であります。
いつも思うのですが、神奈川のラーメン店は「豚骨ラーメンを謳う=家系」のような空気感があるような・・・。
では「庄太」のラーメンはどうか?
神奈川という土地柄からか、卓上の調味料は家系を思わせるもの。
麺は家系ぽい太め麺線短め。豚骨醤油スープは、密度は高いものの、勝手に想像していたドロドロではなく意外に飲みやすいタイプ。
更に、勝手に想像していた骨臭さやザラツキはなく、マイルドな口当たり。
更に、全く想像していませんでしたが、感心したのは麺もスープも熱々だったこと。
ラーメンを食べ終えた後の心象は「ド豚骨ラーメン店」というよりは「ド家系風豚骨ラーメン店」
事前の勝手な想像とは違いましたが、とにかく蒲田から1時間以上かけて津久井浜まで食べにきた甲斐は十二分にあり申した。
らぁ麺 はせ川(らぁ麺(並) 650円)4.2点【神奈川】<新大津>
続いて「庄太」出身の「はせ川」へ、濃厚連続訪麺。こちらは厨房に羽釜は見あたらず。
麺箱は増田製麺、つーことは、家系色が強いのかな?と。
太め短線麺に「庄太」よりも醤油強め、旨み強めのスープ、やはり骨粉はなし。
ネギ、カイワレ大根、細切りチャーシュー、ニンジンなどを混ぜ合わせたトッピングに、チャーシューは炙り。
「庄太」よりはかなり大人しめ、そして、これも神奈川では豚骨ラーメンなんだな、と認識させられた次第です。
-----今号のおすすめショット-----
羽釜で作られる「庄太」の「らぁ麺」
これからも、羽釜に惹かれて豚骨ラーメン食べに行くのはやぶさかではありません!
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