ずっと気になっていた。でも、チャンポンだから、と後回しにしていた。
福岡県北九州市にしかないその店の名は
「銀河のチャンポン」
今年で創業44年目を迎えるという当店、まず他ではお目にかかれない奇異なルックスを拝む気になったのは
「そういえば、あの石神氏もちゃんぽんの来来来を猛プッシュしてるなぁ」
と思い出したこと。そうか、ラヲタがチャンポンを食べ歩いてもいいんだ!となればヤル気スイッチならぬタベル気スイッチオン!
では「銀河のチャンポン」およびその系列をご覧あれ。
銀河のチャンポン(銀河のチャンポン 880円)4.4点【福岡】<永犬丸>
まず、カロリー無視のチキンカツ2個が鎮座する、男飯ルックス!しかしもっと驚かされるのスープなのです。
一般的なチャンポンのような豚骨スープではなく鶏ガラ&玉子とじ。
麺はやややわめ、野菜はタマネギ多め。意外とさっぱり頂けるので、後半あと1〜2個チキンカツが欲しいな、と思ってしまった次第。
ところでこちらは「銀河のチャンポン」のメニュー。子供でも分かるようにしているのか、まことに分かりやすい。
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銀河のチャンポン 880円
カツの多いチャンポン 1030円
めんの多いチャンポン 930円
めんとカツの多いチャンポン 1100円
おすすめ品チャンポン 930円
とんかつのせチャンポン 1040円
カツぬきチャンポン 830円
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普通のチャンポンを食べるためには「カツぬき」をあえて選ばねばならない、どうしてもカツを食べさせたい仕様www
ちなみに、もうひとつの看板である焼きそばメニューはこのとおり。
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銀河の焼きそば 800円
カツのせ焼きそば 890円
めんの多い焼きそば 840円
めんの多いカツのせ焼きそば 990円
めんとカツの多い焼きそば 1060円
とんかつのせ焼きそば 1000円
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銀河の焼きそばにはカツが乗っていない、という引っかけ仕様。で「カツの多い焼きそば」は無いんだwww
さて食べ終わる頃、ふと見ると店主が店内をうろうろしており、子供客にのみ声をかけてまわっている模様。
あぁ、30年前に訪麺していれば話しかけられたはずなのに!
八幡のチャンポン(八幡のチャンポン 780円)4.0点【福岡】<八幡>
「銀河のチャンポン」が、いまの場所に移転する前に店を構えていたのはJR八幡駅前だそう。その八幡駅前にあるのがこちら「八幡のチャンポン」
メニューは「銀河」とほぼ同じですが、助六もあるのが特徴。「八幡のチャンポン」は「銀河のチャンポン」より100円安くなっています。
麺は大きなナイロン袋から手掴みで取り出しており、どうやら自家製麺か。卵はブランド卵らしい「味宝卵」(楽天市場では1個あたり50円)を使用。
鶏ガラベースに玉子とじのスープは変わらずですが、かなりしょっぱめ。心なしか麺は「銀河」より細いような。野菜はキャベツ多め。
店はおそらく平成15年からか。麺、野菜、メニュー構成、価格など「銀河」との微妙な違いを楽しめたのが収穫。
折尾のちゃんぽん(折尾のちゃんぽん 800円)4.0点【福岡】<本城>
店内に「自家製生麺 保存料、着色料不使用」との貼り紙あり。
「八幡のちゃんぽん」の麺は「八幡」と同じくらいの太さ、食感。
スープはしょっぱさはなくマイルドで、野菜はやはりキャベツ多め。
訊くと「銀河」とは親戚関係だそうですが、出自は「八幡のチャンポン」、オープンして5年目とのこと。
メニューは当然「八幡」に似ているわけですが「折尾の焼きそば」はカツが入るので注意されたし。また、焼きそばには卵スープがついてきます。
総合すると、銀河系は身内中心の店舗展開ということでしょうか?
つまり北九州市内でしか食べられそうにないということで、北九州遠征にくるラヲタの皆さんご認識ください。
-----今号のおまけショット-----
こちらは「銀河のチャンポン」の「カツのせ焼きそば」
「秘密のケンミンSHOW」の放送によるとこれで1200キロカロリーとのこと。
ちなみに30代成人女性の一日の摂取カロリー目安は約2000キロカロリーだそうで。ダイエットが気になるあなた、これ一皿くらいなら全然大丈夫です!
※各店舗の営業時間、住所等の情報は、オゴポコが朝昼晩チェックを欠かさないラーメンバンクでどうぞ