2014年05月06日

福岡市内有名ラーメン店の既食経験値を「1」に戻すための訪麺活動です

おつかれ麺です。オゴポコです。

ラーメンマニアにとって、ラーメン店の未食と既食はデジタルの「0」と「1」のようなもの。
例え1回しか食べていなくても「食べてない」の「0」は決して「食べたことがある」の「1」に追いつくことはないのです。
しかし、この「1」は、時間が経つとともに「0」へ近づいていく特性を持っていると思われます。
例えば極端な話、最後に食べてから10年経っていれば店の場所が変わり、人が変わり、味が変わっている可能性は高いはず。
そのとき既食経験値「1」は「0」にはならずとも「0.5」くらいに目減りしているかもしれません(ただし閉店した店は除く)

ではその経験値を「1」に戻す方法は何か?方法はただ1つ
店に行ってラーメンを食べるただそれだけであります。

というわけで、今回は福岡市内の有名店3軒の経験値を「1」にしたという事例をご紹介。

ひらめき らーめん 二男坊博多本店(王道らーめん 600円)3.9点【福岡】<博多>

先日のテレビ番組「日本食紀行」はご覧になりましたか?「二男坊」の方が「丸幸ラーメンセンター」をリスペクトしまくっていましたね!
春日市の創業店に訪麺したのは4年2カ月前の2010年
2009年の福岡ラーメン総選挙で第一位に輝いた直後でありました。あれから店舗が増えて博多駅前に本店を構えるまでになったとか。
オゴポコとしては「へぇ、じゃあいまどういう味になってんだろう?」と気になって仕方なくなってしまいました。
結論から言うと4年前から何と0.4点アップして3.9点!!素晴らしい進化を遂げていることが判明したのです!
「王道らーめん」は4年前とは全く別物、やや油多め、濃すぎず薄すぎず食べやすく、麺は細ストレートかためのお手本のような博多ラーメンですが、
価格はお手本とは言えないやや高めのレンジ。一点、注文をつけるとすれば、博多ラーメンにしては出てくるまで時間がかかるということでしょうか。
提供時間も博多ラーメンの王道に従ってほしいものです。

ひらめき 博多元助 薬院本店(つけ麺極太麺 800円)3.6点【福岡】<西鉄薬院>

甲子園出場校風に言うと3年6カ月ぶり6回目の訪麺。
券売機を見るとおや?左上先頭は「豚骨ハイブリッドラーメン680円」だと?更につけ麺は200Gで800円、300Gで950円!?
東京でも300Gなら価格据え置きが普通、しかも950円のつけ麺なんてめったにないぞ・・・
豚骨帝国の革命旗手だった「元助」の変貌を見て帰ろうと思いましたが「食べてみないとわからん」と思って食べてみた次第です。

つけ麺は中太麺、極太麺から選択可能で、茹で時間12分の極太麺を選択、IHを保温にしてつけ汁を温めて待つ。
そのつけ汁、ああ・・・薄い。豚骨「風味」魚介味。味は濃いめで粘度は低め。麺はむちむちして讃岐うどんばりの存在感はあるものの、受けとめるつけ汁が弱い。
上半身だけマッチョな優男みたいなアンバランスつけ麺、まことに残念な現実です。

ひらめき 八ちゃんラーメン(ラーメン 700円)4.0点【福岡】<西鉄薬院>

甲子園出場校風に言うと7年6カ月ぶり4回目の訪麺は福岡で最も信頼のおけるラーメン友達と共に。
代がわりしてから初の「八ちゃん」は、あ、意外と油油してないかも、あれ薄いな、いややっぱり油か。
たっぷりのスープに量少な目の麺、ちっちゃいチャーシュー、価格は高め、しかも体に悪そうなラーメン。
しかし悪いからこそ美味い、スナック菓子のような常習性がこのラーメンの本質なのかも
代がわりなど関係なく、続々と入ってくる客の数という結果がこの店の実力と言うしかないかと。

位置情報-----今号のおすすめショット-----

「博多元助 薬院本店」の「つけ麺 極太麺」
7回目の訪麺予定は・・・あの頃の元助に戻ったら「1」に更新します、ということで。
博多元助つけ麺200G.jpg

※各店舗の営業時間、住所等の情報は、オゴポコが朝昼晩チェックを欠かさないラーメンバンクでどうぞ


posted by 拉麺本位 at 22:34 | Comment(0) | TrackBack(0) | 短評>九州
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