福岡市の西鉄薬院駅付近から地下鉄赤坂駅へ至る大正通り沿いは、福岡を代表する名店がひしめきあうエリア。
「元助」「玄瑛」「秀ちゃんラーメン」「鈴木商店」「一幸舎大名本家」などの定番店に加えて
スパイスラーメンの雄「ラーメン仮面55」、「井の庄」ライクな「兼虎」、「武一」姉妹店の「鸛」の新鋭も加わりバリエーション、クオリティーともに充実の時代を迎えているのです。
その様は「福岡ラーメンゴールデンストリート」と言っても過言ではありません。
そのストリートの中間に位置する警固交差点付近から、濃厚民族向け濃厚豚骨を2軒ご紹介。

もともと「西谷家」の関連店「伊都商店」だった店がリニューアルして「おいげん」としてオープンしたそうで。
よって血統としては「西谷家」に繋がるということで、濃厚民族的にはこれだけで足を運ぶに十分。
その豚骨ラーメン、イメージ的には「骨っぽい長浜ラーメン」と言ったところでしょうか。スープはサラッとしつつ泡立つ骨っぽさを兼ね備え、なるほどありそうでないタイプ。
天神、大名あたりで飲んだあとの〆にラーメン、でも濃厚なやつで!という人は迷わずここへ足を延ばすべき。

甲子園出場校風に言うと「2年ぶり20回目の訪麺」
これまで、点数的には2.0点〜4.5点と食べるたびに振れ幅が大きかった「秀ちゃん」
今回は間違いなく過去最高の出来!というかこれまでと別物!?
骨と脂が入り混じった鈍重なスープは、たっぷり多めのキクラゲとネギに負けないどろんと滴る出来。
スープを飲んで納得、麺に絡みつく骨粉の量を見て納得の濃厚豚骨スープ。
この2年で一体何があったのか分かりませんが、濃厚民族にとってこの変化は超朗報、先の「おいげん」と合わせて濃厚民族の福岡の夜は安泰と言えます(現時点で)。

「おいげん」の「豚骨ラーメン」をアップで。
ところで「おいげん」は「自分の家」という意味の方言でよろしいでしょうか?→九州の誰か

こちらは生まれ変わった「秀ちゃんラーメン」の「ラーメン」をアップで。
このスープの色、濃厚民族なあなたならオゴポコの喜びを分かってくれるはず!

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