オゴポコの中では、未訪麺の店を訪れるときの心理状態を分けると大きく2つあります。
(1)出自などの想像がつかないが、写真や情報を見る限り良さそうな店なので行く
(2)出自ははっきりしており、同じようなラーメンなので味を予想できた上で行く
今回は(2)に該当する店を新宿と五反田から1軒ずつご紹介。

札幌のあらとん本店で食べたのは2012年4月のこと。あれから約2年経って新宿で全く同じメニューを注文することになるとは。
周知のとおり「麺屋武蔵」出身なので、当然「亜流なし」のコンセプトを強く打ち出したラーメンでして、
スープはトン(豚骨)の日、アラ(魚介)の日に分かれて1日置きに作られたものを合わせるとのこと。ちなみにオゴポコは毎日濃厚トンでも可ですが。
麺はカネジン製。やややわめなのは茹で方のせいか、もう少しかためでガツガツいきたいところ。
スープは魚臭さと豚骨、醤油、脂のうまみで、重うまい!正直、札幌本店より好印象。
ただ、ネギの臭みが気になりネギ不要派のオゴポコとしては無くてもいいかと。
使用するアラは季節によって変えているそうなので「526」や「海神」みたいに使っている魚を張り出せば面白いのに。
もっと情報を食べさせてくれれば、4.5点はいったかも。

あの「つじ田」出身の「銀座いし井」が五反田に出店して、店名は「銀座いし井五反田店」
「銀座いし井」はもうちょっと濃度、脂多めだったような。やや軽い。味自体は「つじ田」を継承しているので、驚きはないが落胆もない。
そういえば、最初に「つじ田」が麹町に出店したとき、高円寺にあったという旭川ラーメン「めん徳」の二代目を謳っていることが話題に
なっていたはずですが、ラーメン自体は「旭川ラーメン」の面影はみじんもなし。いやそれで良いんですけど、ふと思い出したので。

「銀座いし井五反田店」の「中華ソバ」
「つじ田」同様、店はつけ麺推しですが、やっぱりつじ田系はラーメンで心置きなくスープを楽しみたいところ。

※各店舗の営業時間、住所等の情報は、オゴポコが朝昼晩チェックを欠かさないラーメンバンクでどうぞ