元来、辛い食べ物というのは中毒性のある食べ物です。
そして辛い物が食べたい!という欲求は突発的に発生するもので、困ったことに替えが効かない。
よって手早く辛いものが摂取できる「辛いラーメン」は手堅く需要が見込めるジャンルだと思います。
麺が細い太い、スープが甘いしょっぱいなど関係なし。「辛いラーメン」にご当地格差はない!
そう思うのです。
そういう意味で、いま福岡で要注目の店、それは福岡市中央区を構える「兼虎」です。
こちらの店は「井の庄」譲りの辛いラーメンとつけ麺の店。前回食べた「辛辛つけ麺」はすごく良かったので、
もしこれが受け入れられないなら、福岡はダ麺県決定なのではないか?と危惧する、試金石のような存在と見ております。


甲子園出場校風に言うなら、1ヶ月ぶり2回目の訪麺。夕方時点で、狙いの「濃厚中華そば 700円」は売り切れ。
「辛辛らーめん」とはスープが違うとのことです。それを聞いて、やや不安になりつつ注文した「辛辛らーめん」は、うぅむ・・・
もともと辛いもの好きなオゴポコにして「辛さ普通」でもかなりの辛さを感じるスープ。
本来は、その辛さを支える濃厚豚骨魚介スープが欲しいところですが、このラーメンの適濃さでは力不足。
三河屋製麺の麺、「井の庄」譲りの極太チャーシュー、どちらも申し分ないだけに、スープと辛さの釣り合いがやや残念な結果です。
今のところ「兼虎」では「辛辛つけ麺」がお勧め。

「辛辛らーめん」の見た目は「辛辛魚らーめん」にそっくり。
次は辛くない「濃厚中華そば」で確実にゲットし、更にその次は「濃厚中華そば」を辛くしたものを頼んでみようかな、と。

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