1月30日に配信されたラーメンマガジン「ラーマガ」の#12も、まことに読み応えのある内容でしたね!
特に秀逸だったのは、山路氏のラーメンライス、賄い派生の丼(チャーシュー丼など)に関する記事。
僕は前から疑問に思っていました。それは、東京で見かける
「豚骨ラーメンと一緒に白飯を食べる、もしくはスープを白飯かける」という行動。
まるでラーメンに対する背信行為では?とカルチャーショックを受けた次第です。
なので、ラーメンライス全否定のこの記事は痛快そのもの。もちろん、たまにライスの誘惑に負けてしまう心理描写も言い得て妙(笑)
というわけで、今日はチャーシュー丼が好評すぎてチャーシュー丼専門店まで出してしまった大井町の店をご紹介。


結論から言うと、ラーメンとチャーシュー丼に主従関係はない、と思います。
「らーめん幸龍」の前に、グループのチャーシュー丼専門店「幸丼」で一杯。
炙りチャーシュー単体は確かに美味い、タレもいい、ご飯もなかなか。なのに、これらが一体になるとなぜ普通になってしまうのだろう?
加えて、雑炊風にするために注いだ煮干の割スープ・・・カツオダシにしてほしかった・・・
しかし、値段とボリュームは満足いくもので、近くにあればランチのローテーションに入れたいレベル。
続いて訪麺した「らーめん幸龍」は、無化調豚骨醤油とのこと。30品以上の食材を使用している、と健康へのアピールも忘れてません!
※30種類が何かは不明
シックな口当たりのスープは豚骨の臭みなし。魚介のアクセントが強く、豚骨醤油に期待するガッツリ感、うまみが薄め。
麺が太めなので、余計にスープの軽さに対して浮いていたような。チャーシューは丼と同じく炙り、脂身少なめ。単発では美味そう。
と、思っていると、お持ち帰りチャーシュー(一本2500円)を受け取りにきたお客さんが!
ほぼ満席の「幸丼」に対して、オゴポコ一人だった「幸龍」
この状態が常であれば「チャーシュー丼の補完として小ラーメン」というのも面白いのでは?と思った次第であります。
※今回はテキストのみなので、写真はラーメンバンクでどうぞ