年末年始の帰省。帰省といえば地元のラーメン店チェック。地元のラーメン店チェックといえば地元友人の借り出し。
オゴポコ(以下オ) 「最近の(地元の)ラーメン事情はどうなっとるんかね?」
たいちゃん(以下た)「わからん」
オ「調べとけ言うたろうが!」
た「わからん。お前が教えてよ」
オ「実はもう調べとる。その代わり車、出して」
た「もうエンジンかけとる。で、俺は何食べればいいんかね?」
オ「俺が全部決めとるから、それを食べて感想教えればいい」
た「わかった、全部任せる」
ということで、福岡県は飯塚市で2軒紹介。ですが、これが誰の役に立つかは、オゴポコにも分かりません!


ぎょらん亭系が我が町にやってくる。それだけで町は大騒ぎです!・・・たぶん。
福岡県北九州市の名店「ぎょらん亭」の流れを汲む店が、県内の飯塚市まで進出してきた!
・・・とは言っても「ラーメン山小屋」礼賛の地元民に受け入れられるのか?
それは誰にも分かりませんが、かつてぎょらん亭系を追っかけていたオゴポコとしては訪麺必至なのであります。
おなじみ「豚骨十割」の他に、提供に15分かかるという「超濃厚どろ」もあり。
「超濃厚どろ」は、レンゲ一匙目はおお!と唸るクリーミー、というか、シチュー?ただ、三匙目くらいから急激に舌が飽きてきて、ううむ・・・。
麺は、当然一般的な博多ラーメンとは異なり太め仕様。ぎょらん亭と同じ製麺所かどうかは確認できず。
店曰く「丼一杯に豚骨500G使用」「国内最高濃度」だそうで、この国ってどこの国だろう?と思いつつ、もう1回は食べて評価を確定させたいところです。
なお「豚骨十割」は、地元から一歩も出たことがない同行者・たいちゃん氏から見ても、あまりに薄い問題作。十割ではなく三割バッターレベル。
濃厚民族なら15分待って「超濃厚どろ」一択でしょう。
ぎょらん亭系の皆さん、今後は勢いも濃度も落とさず福岡市への進出お願いします!

当たり前の物を当たり前で無くするには、それが無いところに持っていけばよい。例えば、豚骨魚介とか。
まずは↓のお店のサイトをご覧ください。
http://menyaippo.web.fc2.com/
東京のラーメン店であれば、これくらいのこだわり口上はよく見かけるはず。しかも豚骨魚介となれば更に目新しさはなくなります。
しかしこの店があるは福岡県飯塚市、人口約13万の田舎町なのです。となれば、この口上は地元民にとって革新的な謳い文句であります。
券売機には「並600円」とあり、渡すときにつけ麺、ラーメン、油そばのいずれかを告げる特異なシステムに戸惑うも、味自体は3種類とも上々。
つけ麺の麺量は130Gと、つけ麺にしてはやや少なめか。つやつやして形状は平打ち、東京でよく見かけるガチムチorもっちり、どちらでもではないがなかなかです。
つけ汁は動物系&魚介系がしっかりして適濃。土台がしっかりしているからか、甘味強めでもいい塩梅です。
二杯目でややギブアップ気味のダイケン氏が食べたラーメンも、つけ麺と同程度の濃度。地元から一歩も出たことがない同行者・たいちゃん氏から見ても高評価の油そば。
帰省の時にはチェックしたい店のひとつと言えます。

「匠」の「超濃厚どろ」をアップでどうぞ!ただ、食べた感じは「どろ」ではなく「とろ」ですが。

※各店舗の営業時間、住所等の情報は、オゴポコが朝昼晩チェックを欠かさないラーメンバンクでどうぞ
遠くから通おうとは思いませんが地元でこの味が食べれる事が一番の売りかと・・・
一歩は良くなりそうな気がするのでまた行こうと思います。