都心部に近い、交通の便の良さで知られる福岡空港は、出張目的で来福するリーマンにとっては便利な空港です。
しかし、便利であるがゆえに日帰り出張も増えるわけで、当然ラーメンを食べる時間はない・・・。
つまり「出張のついでにラーメン」を狙うラヲタリーマンにとっては、必ずしも便利な空港ではないわけです。
であれば、たまたま宿泊できる出張の日、ここで訪麺活動を張り切るのは必然でしょう!


あの「石神本」に掲載された麻布の豚骨ラーメン店「福ヤ」が、ついに福岡へ進出!!
行列してないか?スープ切れは?等々、不安に駆られながら店に入ると、客はオゴポコひとりでしたとさ。
壁にびっしりと並んだ芸能人の色紙。「芸能人が支持する=うまい」というコマーシャルは、今でも通用するのでしょうか。
豚骨見え隠れするごつい釜から注がれたサラッサラの豚骨スープ、ぷつりと歯切れよい細麺、薄いチャーシュー2枚。そして、カリカリ。
とりあえず麻布より200円安い価格で麻布よりお得!ということで。

平尾で25時まで営業って、果たして客は来るのかな?と要らぬ心配をしながら店に入ったのは23時過ぎ。すみません、次々に客が入ってきますよ。
850円で、麺は300Gまで無料という設定。他に鶏魚介ラーメン700円、辛魚介つけ麺800円もあり。あと、焼き石もあり。TETSUかよ!
さてつけ麺は、一言で表すなら「鶏油つけ麺ドレッシング和え」
麺用ドレッシングで和えられた太麺、この提供の仕方でも美味ですが、ドレッシング無しで粉の風味を味わいたいと思わせるレベルです。
つけ汁は、短冊切りのチャーシューがたっぷり。そして、支配的な鶏油。やや飽きがくるのは否めませんが、オリジナリティとわかりやすさが同居したつけ麺であることは確か。
これを福岡で売り出すチャレンジスピリッツが素晴らしい。

「福ヤ薬院大通り店」の外観、福岡県民の認知度90%以上と思われる芸能人の方を登用しております。
福岡で「ああ、あの店ね」と覚えてもらう手段として考えれば、これ以上の方法は無いでしょう!

※各店舗の営業時間、住所等の情報は、オゴポコの中で超らーめんナビより利用頻度が高くなってきたラーメンバンクで確認ください