このブログで何度も書いてますが、忙しい(とみせかけている)オゴポコにとって、新店が多すぎる東京ラーメン界は、行く店を絞るのが本当に難しいです。
となると、「美味しそう」だけでは食指は伸びないわけでして「美味しい情報」というスパイスが重要となります。
今回はこれ以上ないスパイス、というか、そのスパイスを味わいに行く店の登場です。


暖簾に記された「すみれより」の文字。十分です。ラヲタならわかるでしょう、この一言の威力が!
席について、時間つぶしのために書棚をみると、置かれた本はラーメン本ばかり。オゴポコ的には、店がラーメン本を置いている理由は
「自分の店が載っているから」「店主がラーメン食べ歩きしているから」だと思ってます。この店はオープンし立てなので、理由は後者かな?
「味噌」は、スープは水面のまだら模様が映え、見た目は良し。味は、穏やかながらもすみれ系特有の香ばしい味噌の香りは再現されていて「ああ、これこれ!」と頷けるもの。
麺は森住製麺のプリプリ麺で、すみれ系スープとの黄金コンビは健在。あと、チャーシューの量が多いのは、いいねぇ。
「正油」は、シャキシャキした野菜の感触が楽しめるものの、スープはやや薄めかな。

ようやく行けた、ホテル「ビジネスインオカベ」の一階。行列のできるホテルです。なぜここで豚骨魚介ラーメンが食べられるのか?宿泊客へのルームサービスはあるのか?
色々疑問はありますが、いいのです。美味しければ。
「たぶん、こういう味かな」と思っていたとおり、安心安定の正直な動物魚介系スープ。適濃。麺はややつるつるして、大成食品ぽい感じです(未確認)。

この日は30度超えの真夏日にも関わらず、熱いラーメンしか置いていないこの店の客足が途切れる気配なし。すみれ系味噌ラーメンは季節を超越した存在です。

※各店舗の営業時間、住所等の情報は、オゴポコの中で超らーめんナビより利用頻度が高くなってきたラーメンバンクで確認ください