IT業界の技術進化の早さを、俗に「ドッグイヤー」「マウスイヤー」と表現することがありますが、
東京ラーメン界の進化の早さも負けてないかもしれません。いや、早いのは新店出店ペース&閉店ペースなのかも・・・
となると、年間300杯以下しか食べなくなったオゴポコにとっては、ラーメン経験値寿命をなるべく延命したいわけでして、
店を選ぶときに「この店は長く続きそうかな?」と考えるのは至極当然のことでしょう。
そういうわけで、今日は長く続きそうな店を2軒紹介。


あの天下一品超こってり伝説を経験してからというもの、「あそこの天下一品はこってりらしいぞ」という情報を得るたびにどうにも行きたくなってしまいます。
そんな中ラーメンブログ王・しらす氏の記事で知った「天下一品 赤坂店のこってりがいい感じ」という情報。
行くでしょう。
確かに、熱々、ドロドロ、麺に吸い付く、これはいい感じの「こってり」です。蒲田店とは大違い。
また、これを機に知った、天下一品マニア「みうたんパパ」氏の食べログ記事をチェックリストに入れたのは、言うまでもありません。

「あの69'N'ROLL ONE が東京都内・赤坂へ移転!!」
行くでしょう。
とある土曜18時・・・なんとオゴポコがあの「69'N'ROLL ONE」を貸切ってしまいました!それも、ラーメンを食べ始めてから、店を出るまで。
オゴポコのためだけに作られた「2号らぁめん」は、スープのなまめかしい口あたり、十二分な旨味、にゅるっと舌の上を滑る麺、多めの油、レアなチャーシュー、
パーツの特徴を拾っていくと、確かに「69'N'ROLL ONE」であります。
しかし、違う。これじゃない。
町田に店を構えていたときの、あの宗教じみた緊張感。オゴポコにとってはあれも「味の内」、楽しみの一つだったのです。
しかし、赤坂ではフロア担当が丁寧にお冷やまで注いでくれて、見えない厨房からは、客を監視するようなプレッシャーは当然皆無。
ラーメンだけを楽しめてしまうのです。普通に居心地よい。
その気なら、客席で堂々とラーメンの感想を話すことさえできる。違うよなぁ。何よりこの店に望むのは、ひりつくようなあのロック空間、それに尽きます。

「69'N'ROLL ONE」の「2号らぁめん」に不満はありません。あるとすれば、丼の外の世界。ただそれだけ。

※各店舗の営業時間、住所等の情報は、オゴポコの中で超らーめんナビより利用頻度が高くなってきたラーメンバンクで確認ください