先日の「ありえへん∞世界(テレビ東京系)」で紹介された「神座」社長のセレブ生活っぷり、観ましたか?
大名屋敷のような2000坪の大豪邸、1億円の門、たまにくる子供達のためだけの部屋、超長い廊下、名勝庭園のような庭・・・
噂だと思っていた「鍵付の寸胴鍋」を観れたことも大収穫。
これまでは「ラーメンセレブ」といえば「来来亭」というパターンの番組が多かったように思えますが、
今後も新しいラーメンセレブをどんどん放送してほしいもの。
一杯1000円しないラーメンをあーだこーだ言ってるラヲタに無常感を感じさせてもらいたいところです。


「醤油ソバ」は、なまめかしいスープ、かぐわしい麺、ローストチャーシューが絶品。そして、素材についてのウンチクの嵐。
このウンチクを、脳内で調味料として捉えられるかどうかがポイントだ!
限定の「煮干しソバ」は「九十九里産の片口鰮をメインに鯵などの魚介を一晩水浸け、翌日徹底した温度管理の元丁寧に火入れした魚介100%のスープ」
だそうで、煮干味はくっきりとしているが、苦さと醤油がうまく溶け込んでニボガツン度は抑えめ。「醤油ソバ」よりこちらのほうがヒキが強いかな。
とにかく客に「美味しいということを考えさせる」ラーメン。行列の理由はメディア露出がきっかけだと思うけれども、
結局、ラヲタではなくて一般人の方が「情報を食べている」という証なのかもしれない。

高校野球出場校紹介風にいうと「6年4か月ぶり2回目」の訪麺。押しも押されもせぬ、東京を代表する名店。
食べていなかった「中華そば」を行列無しで食べられそうだったので飛び込んでみたわけです。
醤油のキレが鋭く、かつ、旨味十分。しなやかな麺、ネギの香りもいい。
古豪の安定感、教科書のような醤油ラーメン。しかし、教科書みたいに誰にでも分かる内容ではないってところが、難しい。

今号の一枚。「蔦」も良かったけれども、写真映りを優先して「大喜」の「中華そば」をどうぞ。

そうそう、「神座」のことでもうひとつ、気になることが。
社長の頭の中だけにある「門外不出のレシピ」は金庫にしまっているそうですが、
その暗唱番号は誰が知ってるんだろう・・・?ま、いいか。
反論は受け入れるけど、答えは「パカタリ」の一択だ。